本宮市議会 2022-12-06
12月06日-03号
◆16番(作田博君) 現在進出予定されております地域の道路状況につきましては、今部長がお話しされたとおりだと思います。高速道路の出入口と国道4号線への交差点までの距離が非常に短い、そういうことで、過去にもしばしば停滞することがありました。 一番は、これがどのような形で解消されるかというのが一つ危惧される問題でありますので、ぜひとも、対策として、企業との話合い、あるいは
道路管理者との話合いとか、あるいは警察とか、そういう形の中で今後協議されていくことを非常に望みます。また、それがあって初めてあの地域に大きな企業を誘致することができるのではないかと思いますが、この辺について、改めてお答えいただきたいと思います。
○議長(
三瓶裕司君)
産業部長。
◎
産業部長(
渡辺清文君) 交通対策の部分でございます。 こちらにつきましては、我々のほうも視察のほう、岐阜県の羽島市のほうにしてまいりました。その中で、やはり本宮市と同じような環境のところで、
インターから大変近い場所にということもありましたので、そちらのほうは、迂回路を設けて進めているということもございますので、そちらも参考にしながら進めてまいりたいと思います。
○議長(
三瓶裕司君) 市長。
◎市長(
高松義行君) 補足説明をさせていただきます。 下準備として、下調べとして、今部長が言ったようなことはありますが、
企業進出まだ決まっておりません。市といたしましては、
商業施設を誘致したいというふうな方向性の中で進めておりますので、どちらにいたしましても、あのある程度の広大な土地の中に誘致する
商業施設でありますので、その辺については、企業を特定することなく、企業を呼べる環境をまずつくるというふうなこと。それから、まず、企業が正式に決まった場合については、ここの状況の中でしっかりと対策を練っていくという、2段3段の形の中での準備を進めていかなければならないというふうに思っておりますので、どうぞご理解のほどよろしくお願いします。 なお、しっかり決まりましたら、いつまでも隠しておく話ではございませんので、話せるようになったら話したいんですが、まだその状況の中で、
お互い相手があるものですから、そういう状況であるということはご理解賜れればと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(
三瓶裕司君) 16番、作田博君。
◆16番(作田博君) 具体的になったらというようなお話であろうかと思います。 もともとあの地区は、今で工業団地の残っている中では、
商業施設を誘致する中では、一番ポテンシャルの高い、そういう場所であろうと私らはそう考えているんですが、そういう中で、どういう企業が張りついていただいて、本宮市のためにどういうふうな形の
プラス思考につながるかということが一番だと思うんです。 それで、一つには、あの地域、前段でもちょっと事例をお話しさせていただいたんですが、そういう場所であるからこそ、例えば市のほうでちょっと強く出て、
道路環境は、これは企業のほうでやりないさいよというぐらいの話をしてもいいんではないかと、私自身はそう思うんです。 それと、工業の誘致を全体的に見た場合に、これは白沢地区のほうもあるんですが、それ1つにして何か言うことはとてもできないんで、企業に対して優遇する、この場合は、道路を造ってやりますから来てくださいとか、そういった地域地域によった使い分けといいますか、そういったことも必要ではないかと思うんですが、その辺は市長いかがでしょうか、考え方として。
○議長(
三瓶裕司君) 市長。
◎市長(
高松義行君) そういうことだろうと思います。 無駄に市がお金を使ってというふうなことではなくて、いろんな条件が出てきます。議員の皆様方とてもすばらしいところを研修してこられたというふうなことで、昨日の渡辺議員含めましていろいろとご教授をいただきました。 ちょっと私、大変申し訳ございません、知識がなかったものですから、調べさせていただきたいというふうに考えておりますけれども、本宮市の場合、特に
インターの隣の郡山市さんというのがあって、次、本宮市があって、
福島市さんがあって、今度新たに伊達市さん周辺がまたそういう形になってきている。ここは、ある程度、今まで本宮市が思っていた、立地条件が非常にいいと、交通の要衝だということがだんだん通じなくなってきている。競争相手がほかにも、
競争自治体がほかにも増えてきている。そこの中で何をしていくべきかというふうなことは、真剣に考えさせていただかなければならないというふうに思っております。 財政体質もございますので、青天井で企業を呼ぶために何でもやりますということは、これは決して言える話ではございません。その辺は、議員の
皆様方研修をいただいた状況などもよく精査をさせていただくと申しますか、失礼いたしました、勉強をさせていただきながら、今後に備えていきたいと思っております。
○議長(
三瓶裕司君) 16番、作田博君。
◆16番(作田博君) そうですね、
福島県でも県北地方のほうにそういう
インターが新たにできたり、そういうことで変わっています。
福島市の道の駅もできたり、そういうことで状況が変わっておりますので、中央だから本宮市がもう最優先だみたいな考えは、やはりちょっと考えていかなくてはならない問題だと確かに思います。 そういう中で、そのために、誘致することによって、この町が豊かになるというのが一番だと思うんですが、経済効果、これ
経済波及効果といいますか、そういうものがどのような形で、今の段階では大変難しいと思うんですが、そういうことも秘められた中での誘致ということだと思うんです。その辺はどのようにお考えになっているか、ひとつお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
三瓶裕司君)
産業部長。
◎
産業部長(
渡辺清文君) 経済効果のほうの質問だと思います。 こちらのほうは、直接的なものと間接的なものがあると思っております。 直接的なものに関しましては、建物等の
固定資産税や
法人市民税、また地元採用される新規雇用の創出と、
あと個人市民税の増加、また、地元産品などの販売の増加などが見込めると考えられます。 間接的なものとして考えられるものとしては、来訪者の増加に伴う
市内飲食店における売上げの増加、また、
大型商業施設の立地による訪問者の増加によりまして、人が多くいらっしゃるということで、そのお客様を取り込もうとする新たな飲食店等の出店も考えられます。これらの経済の活性化も見込まれるというふうに考えております。
○議長(
三瓶裕司君) 16番、作田博君。
◆16番(作田博君) 次の項目にも関することなんですが、今
ウクライナとロシアの戦争の影響があって、農家にも非常に大きな影響が出てきています。一つには、肥やしの問題ももう倍ぐらい上がってしまったという経過があります。やはり一番は何かといった場合には、経済がどういうふうに作用して、この町を豊かにしていくかということが一番の捉え方だと思うんですね。 次の項目に移ってまいりますけれども、その場合に、農家をいかにして支えていくか、裕福な形にするかということが大きなテーマになってくると思います。そこで、地場産品の販売の拠点というものをどのような形で捉えていくか。例えば誘致した企業の一角の中にそういう販路ができるようなシステムといいますか、取り入れていただくようなことが可能なのかどうか。企業によっては違うと思いますけれども、その辺もひとつ踏み込んで、地域の農家を助けるような意味、支援するような意味合いでひとつ働きかけていってはどうかなと思うんですが、この辺についての考え方についてはいかがでしょうか。
○議長(
三瓶裕司君)
産業部長。
◎
産業部長(
渡辺清文君) 今、農家の方々、野菜等につきましては、市内のスーパーなどで出しているケースも見られます。 今考えている企業さんのほうとも、決まった場合ですけれども、その場合については、企業さんのほうとも相談をしながら、そういう部分ができるのかどうか、逆に言うと、うちのほうからやっていただけないかというふうなお願いもできるかと思いますので、そちらについては、今後そちらのほうに決まればということで、要請をしていきたいというふうには考えております。
○議長(
三瓶裕司君) 16番、作田博君。
◆16番(作田博君) この間、テレビの中で仙台の米農家の問題がクローズアップされてやっていました。前段でお話ししたように、堆肥が上がって、来年度からの作付に伴う肥料をどういうふうな形で確保するか、できても、それを今度転嫁できないと、米に転嫁できないというような状況があるというようなことで、大変苦しい状況であるというようなことが報道されました。 やはりそういうことも根底にはあるわけですが、今の農家の皆さん方がそれぞれ昔からタバコを作ったり蚕作ったりやってきたんですが、時代の経過とともに、需要の問題もあろうと思いますけれども、耕作する物が変わってきているんですね。ですから、昔のように安定した物が、特に畑作の中ではないという状況なんですね。ですから、それを新たな商品開発といいますか、そういったことをして、地場産業を活性化していくということも取組の一つには必要ではないかと思うんです。 それで、その反面、米農家の場合は、米を作っていればいいなんていったものが、そういう事情が出てきたものですから、どういうふうな形でこれから米作を継続していったらいいかということに非常に戸惑っているといいますか、そういう状況にあるんだろうと思います。この中でも農家を営んでいる方もいらっしゃると思うんですが、もうもろにそういうものが、問題が自分のところに響いてきているというような状況にあるかと思います。 そこで、そういうことも根底にありながら、今後の農業を考えながら、そして地場産品をそこで販売して、少しでも経済の活性化につながるような、そういった一つの施策展開をやはり我々は希望するところなんですが、ひとつ力を入れて、その辺を今後の企業との交渉の中でぜひ確保していただきたいと思います。 市長、この辺はどうでしょうかね。ぜひとも経済の活性化、そういったものを含めて、強い意志のある方もいらっしゃいます、農家の中では。その辺について一言お答えしていただければと思いますが。
○議長(
三瓶裕司君) 市長。
◎市長(
高松義行君) なかなか今難しい状況にあります。議員さん今述べられましたように、
ウクライナ戦争と急激な円安で肥料・飼料がとんでもない高騰を、いまだかつてないような状況にあります。 市は、まずいち早く農家の皆様方に、その対策で現金としてお届けできないかと。市のボリュームが小さいものですから、フットワークはよくできるんですね。ですから、それはいち早くやらせていただいた。今ようやく県が国の補助関係でいろんな形で出してきていただいた。今市は何をするかと言いますと、今の状況を見させていただいて、来年の作付に、市が第2段としてどういう形でできるかというふうなことをさせていただいております。できますれば、この異常な円安傾向が早くちょっと落ち着いてくれればいいなと。100円1桁台とは言いませんので、二、三十年前の120円台ぐらいになってくれれば、何とか落ち着けるような状況になってくるんではないかなと。あとは、一日も早い戦争の終結というのは、これは願わずにはいられません。 そんな中で、稲作を主として営んでいらっしゃる農家の方々、もうけていただかなくてはいけない、利益を上げていただかなくてはいかない。その中で、本当に商売として値するだけの利益が生まれるかというと、大規模の方はある程度の利益は見込めるにしても、先祖代々の大切な土地を守り続けながら、稲作を行っておられる方々については、非常に今厳しい状況にあります。これが急激に改善するかというと、私はそうは思えません。飼料米、肥料米の作成もありますけれども、食料米と肥料米、国の方針に従ってやっていけば、一時的にはそういう形の中でできるかもしれませんけれども、本来の農業の在り方とはまたちょっと違ってきている状況だというふうに思います。 考えられるのは、多品目で利益を上げていくと、いわゆる畑作だというふうに思います。本宮市、13市の中で
農業出荷額が断トツに低いんですよ。ということは、キャパがないんです。今いろんな形の中で、先ほど部長も答弁をさせていただきましたけれども、地元のスーパーさんで本宮市の野菜ですよと売ってくださっている方もいっぱいいらっしゃる。それから、JAさんでやっていらっしゃる、こらんしょ市に出している方もいらっしゃる。あと、販路を持っていらっしゃる方もいらっしゃいます。 ただ、それ以上どこに出せる野菜があるのかと、これは作っていただかなくてはいけない。作っていただくためには、作る方がいらっしゃらなくてはいけない。販路をしっかりとつくっていかなくてはいけない、全部買いますよと。例えば地元のスーパーさんが野菜を作っている農家さんのところへ行って、これ全部買うから、うちに定期的に、安定的に送ってくださいと、本宮市にはそういう農家さんあります。そういう形をどうやってつくっていくか、それを行政でどう手助けしていくか。これはもうかるぞという話になってくれば、ひょっとしたら新規の就農者の方もいらっしゃるかもしれないし、若い人が跡を継いで、やってみようかという方も出てくるかもしれません。 ただ、今の状況では、
給食センターの野菜も地場でお願いしているんですけれども、集めるの大変な状況なんです。これは、コロンブスの卵でどっちが先だの話になりますけれども、一緒にやはりボトムアップしていかなくてはいけない。その方策を、本宮市という地の中で農業をなりわいとしている方々がどうやって利益を出していこうかと。それに対して、市がどういうふうな形の中で販路をつくっていけるかというふうなこと。これ、もうちょっと、この間も部長にちょっと指示をさせていただいたんですが、調査してみないかいと。調査をして、これだけの野菜が、こういう品目についてはある程度安定して供給できるということあれば、私個人としても
トップセールスができるんですよね。今そういう品目がなかなかないということで、昨日の渡辺議員の質問とも相通ずるところがあろうかと思うんですが、そこは、まず市場調査、それから生産調査、これをやはりさせていただくというふうなことの中でどう進めていくかというふうなことを考えていきたいというふうなことで、過日担当部のほうに指示をさせていただきました。私も一緒に、大切なことですので知恵を出していきたいと思っております。
○議長(
三瓶裕司君) 16番、作田博君。
◆16番(作田博君) 総体的には、これからの計画栽培といいますか、そういう計画というものと、それから販路拡大の問題も併せ持ってやっていく。それについては、私はこの項で言っているのは、そういう販路の拡大の拠点のをあの一角に造っていただいてはどうかなと、こういうものも含めて、この項の中に取り上げさせていただきました。農業の問題も若干触れさせてもらいましたけれども、そういう一つの意図でお話をさせていただいたということでございます。 それでは、次に移ります。 市道の改修についてお伺いをいたします。 まず、舘ノ越・関根線の拡幅についてお伺いをいたします。 この路線につきましては、名郷橋から本宮小学校までの間、一部関根橋を除く道路が改修され、大変すばらしい道路となりました。地元の町内会においても、大変感謝し、喜んでおられます。さらにこの地は、本宮第一保育所の移転もあり、また災害もなく、近くには、花山公園や神社仏閣、百日川等の自然環境に恵まれておりますことから、住宅ラッシュににわかに進んでおります。百日川の改修、関根橋の架け替えなども計画されておりますので、そこで、残るは、本宮小学校のあの部分から南側に行った道路なんですね。ごみ収集車なんかもあそこで交差することができなくて、そういう状況にあるということでございます。 そこで、本宮小学校の南側、県道本宮・三春線までの未改修に区間の部分、今後の改修見通しについて、ひとつお聞かせいただければと思います。
○議長(
三瓶裕司君)
建設部長。
◎
建設部長(永田達也君) 舘ノ越・関根線でございますが、幅員が狭く、児童の通学路になっておりますが、改修というものが課題となっておりました。国の補助金を使いまして、本宮小学校のグラウンド付近、こちらにつきましては令和3年度に完了ということで、現在関根橋付近の橋の架け替えということで進めておるところでございます。 議員からおただしのございました本宮小学校から県道本宮・三春線までの区間、こちら約260メートルでございます。住宅開発等が進められまして、国道4号へのアクセス道路として、重要な路線というふうなことで捉えております。現在の幅員につきましては、約4.5メートルという状況で、擦れ違いが難しいという状況でございます、地元の皆様からも改良要望をいただいているところでございます。 課題といたしましては、県道と本宮小学校付近で高低差10メートル以上ございまして、道路拡幅による用地の買収、さらには家屋の移転等が課題となってまいりますが、現在の状況を鑑みまして、まず、関根橋架け替え、こちらを進めまして、その後、この区間の改良等について検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
三瓶裕司君) 16番、作田博君。
◆16番(作田博君) 以前にもお知らせいただいた経過があるんですが、関根橋の件、それから県道の百日川に架かる架け替えも着工に入ったようであります。令和8年かな、令和8年で両方共、一応完成するような今計画で進められております。したがって、その後にはこっちのほうにも着手できるような形でお願いできれば、あそこ一連の、いわゆる市道舘ノ越・名郷線なんですね、あそこ確立するにはね、完成するんですね。そういうものをやはり地元の皆さんだけでなくて、あそこを利用する皆さん方、そして小学校関係の皆様方も非常に待望しておりますので、できればそれに引き続いた形のような計画を立てていただいて、ぜひ現実のものにしていただきたいと思います。 本当に地元の皆様方が今までのことを考えると、物すごく喜んでおります。安全にもなりました。さらに小学校の校庭の一部もいろいろ改良されておりますので、もう見違えるような姿に変わりました。そういう中で、やはり業者さんというのはすごいなと思います。道路もよくなったら、すぐ目をつけて、もう住宅建設に入るわけですから。ですから、いかに道路というのも大切な一つのまちづくりの要因になっていることは、これは間違いないものですから、ぜひともこれらの問題についても推進をお願いしたいと思います。 次に移ります。 次、最後の質問になりますが、市道坊屋敷5号線の舗装と拡幅についての見通しについてお伺いしたいと思います。 この地区につきましては、クリーンセンターの問題等々がありまして、それらに鑑み、毎年少しずつ整理がなされてきまして、ほぼ地元の皆様方の希望がかなったような状況にあります。随時ここの路線だけがまだ舗装されておりません。時代の流れで、例えば交通法規も変わっております。泥跳ね運転が6,000円とかどうのこうのという時代がこのまま残っているんです、この地域に一部、というのは舗装になっていないんで。結構ここ近道なものですから、結構行き交う人も多いものですから、なぜなんですか、なぜ舗装にできないんですかというような話が私どものほうに訴えがあるものですから、今回特に
一般質問の中で取り上げさせていただいたんですが、その辺の見通しについて、ひとつお聞かせをいただければと思います。
○議長(
三瓶裕司君)
建設部長。
◎
建設部長(永田達也君) 市道坊屋敷5号線でございますが、坊屋敷の集落から弁天の区画整理地に向かう約135メートルの路線でございまして、幅員が約2.5メートル未改良というふうな状況でございます。 坊屋敷地区につきましては、議員おただしのとおり、毎年地元要望に基づきまして道路整備を進めてまいりました。この市道坊屋敷5号線でございますが、南側の市道作田台・富ヶ峰線、こちらの交差点部分、勾配がかなり急だということで、改良に当たりましては用地の取得が必要となりますが、未相続の土地があり、用地取得が困難というふうなこと、さらには東側、立石市営住宅との高低差が大きいということで、改良・拡幅につきましてはなかなか難しい状況ということで、現在に至っているという状況でございます。
○議長(
三瓶裕司君) 16番、作田博君。
◆16番(作田博君) 土地取得についてはなかなか今難しい状況にあるというのは、取得といいますか、具体的に言いますと、ブラジルのほうに行った人もいたりして、なかなか名義変更ができない状況にあるということなんですね。 こういう状況の場合ですと、公でやる場合には何か手法があるみたいなので、その辺も少し調査をしながら、どういった形を取れれば、そういったものを解消しながらできるのか。例えば緊急的な道路とかどうのこうのあった場合には、じゃ、名義変更もできないんで全然手つけることができないというような状況がいつまでも続くのかと。これもまた社会的におかしくなってまいりますので、そういったものの解消の仕方というのは、何かあるはずだと思うんですね。その辺少し調査していただいて、まだ時間がありますので、そういうような事例とか引用しながら、具体策で進めていただければと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(
三瓶裕司君)
建設部長。
◎
建設部長(永田達也君) 現在相続等がされていない土地、これ全国的に問題となっておりまして、新たな手法というものが導入されております。この路線に限らず、今後市の道路改良等におきまして同じような事例出てくるかと思いますので、その辺については、十分調査してまいりたいと考えております。
○議長(
三瓶裕司君) 16番、作田博君。
◆16番(作田博君) 今までの具体例を一つ知り得る範囲内でお話しさせていただきますと、弁天区画整理の中で百日川改修をしました。そこにもその一部分があったんです、築堤するところに。県のほうでは、これ、そういうような状況なので、築堤しないでそのままそこを置くかという話があったんです。せっかく造って、こうやって、そこだけやらないというのはおかしいんではないですか、県の買収の係の人が来たときにお話ししました。ただ、そこを今借りている、親戚の方が借りているんですが、じゃ、私の責任の中でそれやるから、何とかそれやっていただけませんかと。築堤するのにそこだけやらないというわけにいかないんで、県のほうでもそういうことであるならばということで、それやってしまったといいますか、やった経過があるんです。それは、正式な事例だか何だかは分かりませんけれども、今部長がおっしゃったように、そういう制度とかあるならば、見極めながら、ひとつ進めていただければというふうに思います。 昨日のサッカーで大変残念がっている方もおられると思いますけれども、私も夜中ちらちら見ながら、いや、明日
一般質問だからいつまでも見るわけにいかないないと思っていたんですが、残念ながら負けてしまいました。PKで負けてしまいました。 コロナも大変はやっております、それから風邪もはやっておりますので、皆様方ご自愛くださいますように。 これにて、私の
一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(
三瓶裕司君) 16番、作田博君の
一般質問を終わることにいたします。 暫時休憩いたします。 再開は10時50分といたします。
△休憩 午前10時41分
△再開 午前10時50分
○議長(
三瓶裕司君) 休憩前に引き続き会議を行います。 それでは、日程に従いまして、
一般質問を続行いたします。
-----------------------------------
△馬場亨守君
○議長(
三瓶裕司君) 通告7番、議席4番、馬場亨守君の
一般質問を許します。 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) 議席4番、馬場亨守です。 通告に従って、質問をしたいと思います。 質問に入る前に、高松市長におかれましては、任期中最後の議会になります。任期中は、健康に恵まれ、行政に対して真摯に取り組まれているお姿に関しては、意見は別にしても敬意を表したいと思います。残任期間が僅かですが、今後とも任期を全力で全うしてほしい、そのように思います。 それでは、大項目、特別職の報酬についてお伺いします。 中項目、本宮市特別報酬等審議会の開催状況についてお伺いします。
○議長(
三瓶裕司君)
総務政策部長。
◎
総務政策部長(荒川貞伸君) 本宮市特別職報酬等審議会の開催状況でございますが、令和3年度、昨年度に市長の諮問により開催をしてございます。その前でございますが、平成29年度に開催をしてございます。 その際に、市を取り巻く社会情勢や経済状況を的確に捉え、改定の必要性に関係なく、4年程度の間隔で定期的な見直しを行うことの附帯意見を受けてございました。その後、4年が経過する令和3年度に開催をさせていただいたということでございます。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) 私は、本宮市情報公開条例第10条第2項の規定によって、報酬審議会の議事録を見させてもらいました。そういう、石橋英雄会長が会を代表して、市に対して答申書を出していると、このように知ったわけです。それと同時に、内容については、報酬については据置きである、こういうことを分かったわけです。 私としては、その議事録の内容を精査してみると、他の自治体の対比がなくて、数字については一切論じられていないということです。それで私は、やはりそういう情報を委員の方が共有して、そういう中で据置きというような結論を出していただければよかったのですが、その辺が私としては、議論の中にもう少し内容については考える余地があるんでないかな、そんなふうに感じました。 中項目(2)の審議会の構成は、また、公募委員の採用はあるかということでお聞きします。
○議長(
三瓶裕司君)
総務政策部長。
◎
総務政策部長(荒川貞伸君) 今のお話でございますが、金額等の通知につきましては、全て出させていただいた上で検討していただいておりますので、よろしくお願いしたいと思ってございます。 また、今のおただしは、審議委員の内容かということだと思いますが、審議委員の方々、委員10名で組織をしていただいております。市内の公共的団体の代表者や公募委員の皆様に委嘱をさせていただいているところでございます。 公募委員につきましては、3名の方、広く、各界・各層から、市民の立場で個人の意見を発言していただくため、公募委員の選定基準により選考させていただいて、お願いしたものでございます。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) 構成については、本市の区域内の公共的団体の代表者とあります。この団体の中には、本宮市から補助金の対象となっている団体もあると思います。そのようなことから、自由闊達な発言がちゅうちょされるところがあるんでないかな、私はそんなふうに思うわけですが、やはり構成の中に、構成委員ですね、その中に学識経験者、そういう方を私は構成委員として加えてはどうかなと思いますが、いかがですか。
○議長(
三瓶裕司君)
総務政策部長。
◎
総務政策部長(荒川貞伸君) 公共的団体の方にお願いしているということで、今お話しさせていただきましたが、公共的団体の代表の方でございます。十分学識もある方であるというふうに私は認識をしてございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) 公募についてですが、私は今3名、このようなことでお話聞いたわけですが、一般市民の方の声を吸い上げる、こういうことが民主主義では大切ではないかと、こう思うわけです。そういう中で、10人の構成委員の中に3名と、こういうことですが、私は、半分の5割くらいまで公募の方を募集してもいいんでないかなと、このように思いますが、いかがですか。
○議長(
三瓶裕司君)
総務政策部長。
◎
総務政策部長(荒川貞伸君) 公募委員、確かに多ければいいのかというふうなこともございますが、先ほど申し上げましたこの10人の構成の中で、その中での割合というふうなことで、この特別職の報酬審議会については、3名の公募委員の方々をお願いしているということで、適正ではないかというふうに考えてございます。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) 私は、一応審議委員の構成ということで、なお、再検討していただきたい、このようなことを要望します。 中項目の3番目の市長報酬等は適正と考えているのか、こんなことで、三役の退職金については公表できますか。
○議長(
三瓶裕司君)
総務政策部長。
◎
総務政策部長(荒川貞伸君) 三役の退職金ということでございます。 退職金の考え方でございますが、これは、特別職の退職手当と申しますのは、
福島県市町村総合事務組合の市町村職員の退職手当に関する条例というもので規定されております。特に割合というものは、県内自治体全て同じでございます。公表ということあれば、それは可能であるというふうに考えております。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) 特に今回は退職金についてお伺いしたいわけですが、今資料がなければ、議会開催中に報告していただけますか。
○議長(
三瓶裕司君) それは金額ですか。
総務政策部長。
◎
総務政策部長(荒川貞伸君) 特別職の退職金について今申し上げます。 給料月額、掛ける在職月数、掛ける割合というもので計算をされます。割合でございますが、市長につきましては100分の48、副市長につきましては100分の29、教育長につきましては100分の20という割合でございます。 なお、月額給与報酬につきましては、市長が92万円、副市長が70万円、教育長が64万4,000円でございますので、この計算をしていただければ、おのずと出てくるものというふうに考えてございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) いまだずっと計算が弱いものですから、ちょっと計算あれなんですが、私が調査した中ですけれども、月刊政経東北の平成28年に公表をしております。その内容については、本宮市は3万人で219万円という、こういう出されています。今分かれば、間違っていれば。
○議長(
三瓶裕司君) 質問でよろしいですね。
◆4番(馬場亨守君) 一応私の、記事の中での話なんで、それは違うということであれば、訂正していただきたいと思います。
○議長(
三瓶裕司君)
総務政策部長。
◎
総務政策部長(荒川貞伸君) 訂正をさせていただきたいと思います。 今ほど私申し上げました数字の計算結果が手元にございますので、改めて報告をさせていただきます。 市長の退職手当でございますが、2,119万6,800円でございます。副市長につきましては974万4,000円、教育長につきましては463万6,800円でございます。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) そこで、ちょっと今これから読み上げるんで、
福島市については、令和2年の国勢調査で28万人の人口があります。退職金は2,262万円。会津若松市は、11万7,000人、2,068万円です。郡山市は、32万7,000人ということで2,151万円。白河市は、5万9,000人で2,294万円です。須賀川市は、7万4,000人で2,004万円。二本松市は、5万3,000人で2,234万円。田村市は、3万5,000人で1,628万円です。伊達市は、5万8,000人で2,260万円です。そのほか、兵庫県に生活福祉
常任委員会で視察したわけです。三木市については、7万3,000人で1,881万円です。明石市は、30万3,000人ですが、2,000万円です。それから山形県の東根市、これは無会派で研修したわけですが、1,800万円です。 こんなことを考えますと、私は幾らか高いのではないかな、そんなことを、やはり特別職報酬等審議会の方にも情報を共有していただいて、そんなことで、議論をしていただきたいなと思います。 関連して、議会費、一般会計に対する議会費ですが、本宮市は0.9%です。一番高いです。二本松市は0.8%、田村市は0.7%、伊達市も0.7%です。兵庫県の三木市は0.6%、明石市は0.4%ということで、本宮市の半分です。 そんなことで、議会費についても、そのようなデータがありますのでお伝えしたいと思います。
○議長(
三瓶裕司君) 市長。
◎市長(
高松義行君) 今いろいろと情報面、間違いないんだと思いますけれども、馬場議員もうちょっと調べていただければと思います。 例えば市長職で報酬カットをしている市長さんがございます。これは、もろに退職金に打ってきます。私も1期目のときの4年間、議員さん方にも5%のカットをお願いしました。職員の方々にも5%のカットをお願いした。財政が非常に苦しかったときに20%、4年間やっています。それについては、退職金にもそのまま影響してきます。ですから、これだからこうだというふうにはならない。今、
総務政策部長からお話があったように、県の条例の中で決まっている数字の中で出されてくるものですから、私、本宮市が高いだとか、何が高い、安いだとか、そういう議論にはひょっとしてならないのかもしれません。 それについては、県のほうで、じゃ、もっと首長の報酬、退職金を下げたらどうだと。報酬を下げることについては、この議会の中での承認をいただければ、条例改正の中で報酬はカットできます。もう少し、もう少しその辺をお調べいただいて、もっと正規な中でのちゃんとした議論ができるようになればというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 それから、人口比を出されますけれども、例えば3万人の首長と1万人の町の首長さんとの対比はしたことございますか。そうではないんです。トップ、それから、市長、町長、村長、副市長さん、副町長・村長さん、教育長さん、やらなくてはならないことというのは、30万でも50万でも3万でも1万でも8,000人でも、最低限やらなくてはならない仕事と責任はあるんです。それを単純に人口比割合で決められると、私、特別職報酬等審議会にこんな話したことありませんよ、でも、それが常識だと思われませんか、馬場議員。 人口が多いところの首長さんは仕事が物すごく多くて、それから少ないところの首長さんは仕事が物すごく少ない。だから、報酬はそうあるべきでないという考え方は、申し訳ございませんが、私は間違っているというふうに思います。 私の話でも結構ですし、もっと人口の多い首長さんでもいいですし、少ないところの首長さんでも結構です。副市長でもそうです、教育長でもそうです。負っている責任は非常に重いと。それは人口の多少にかかわらず、同じだけの責任を持っておられます。議員の皆様方もそうです。そして、今こういう状況にあるということは、議員の皆様方の報酬も我々の報酬も議会で全部認めていただいているという状況であります。 ですから、私、馬場議員の発言を阻止しようとしているわけではありません。もう少しその辺の中身をお調べになってみたらどうでしょうか。議員さんになられたときばかりのときに報酬の質問をいただきました。そのときも同じようなことを言わせていただきました。今回もそこからあまり前に進んでいらっしゃらないかなというふうな、私ももう任期すぐですし、すぐ次そういう議論ができるかどうかは分かりませんけれども、そういう形の中で、首長、特別職の方々というのは、大きな責任を持って仕事をしていただいている。そして、それは、自らが決めるのではなくて、特別職報酬等審議会の皆様方が決めていただく。だから、その在り方については、大いに議論すべきだというふうに思います。しかし、それが高い安いということであれば、それは、特別職の答申が出てきて、その案を議会に出されたときに議論としてやるべきではないかなというふうに思っております。 今お伺いした馬場議員の意見は意見として収めさせていただきますが、もっと違った見方がたくさんあるのではないかというふうに思います。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) 私は、今市長からそういう考えの中で、責任を負ってやっているんだということでお話聞きました。私は、特別職報酬等審議会で答申を受けて、議会も特別職ということで、そういうことで決定しているわけです。ですから、私は、やはり特別職報酬等審議会の方にある程度そういうような、他自治体の比較、そういうことも勘案してもらえばいいなと。 市長は、今言われたように、答申を受けながら、責任を負ってやっておられるんだという、私はそれはそれでいいというわけですが、よしとしますが、私としては、そういう特別職報酬等審議会の中にそういうことが議論されていないので、私は議事録を見た中では、そういうことで発言する場がないので、こういう議会の中で発言をしたわけです。その辺を了承していただければと思います。
○議長(
三瓶裕司君) いや、了承、それ、質問でよろしいですか。 答弁必要でしょう。
◆4番(馬場亨守君) いや、それは、今市長が言われたんで、また質問者としては、そういう考えで質問しているということです。
○議長(
三瓶裕司君) じゃ、答弁させます。
総務政策部長。
◎
総務政策部長(荒川貞伸君) 先ほどもお話しさせていただきましたが、この審議会の中におきまして、他市の状況というものは、全て資料をつけてお出ししておりまして、その中で検討していただいているということでございますので、よろしくお願いしたいと思っております。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) それでは、項目2番の本宮市シルバー人材センターの人材育成ということについて質問させていただきます。 これは9月に一度シルバー人材センターで質問したわけですが、シルバー人材センターで私はちょっと疑問だなと思うのは、令和3年の会員は180人なんです。それで、補助金が、本宮市が800万円ですね。それから国から800万円ということで、1,600万円がシルバー人材センターに収入として入るわけです。そうしますと、1人当たり8万8,000円くらいになりますよね、あの補助金が。仕事は1億1,000万円くらいですから、1人当たりに直すと、60万円の契約高で80万8,000円のそういう事務費がかかっている、そんなことがあるわけです。 そういうことについて、これから(1)番で質問させていただきます。 補助団体であるセンター事務費の割合が多いと感じるが、見解をお聞きします。
○議長(
三瓶裕司君)
産業部長。
◎
産業部長(
渡辺清文君) シルバー人材センターの事務費の割合ということでありますが、こちらのほうは、他団体と比べてどうかということはやっておりませんが、それぞれの団体の特性、あと規模による特性というものもございますので、事務費の割合が多いという判断にはなっておりません。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) 私、県北のシルバー人材センターでちょっと調査したわけです。ちょっと聞いてください。
福島市は921万円の補助を出しております。それから田村市は635万円です。ちなみに
福島市は10名の事務員の方、それから田村市は5名です。伊達市は839万円、事務の方が8名です。このことを私、ちょっと他の比較しますと、本宮市の規模からいくと、事務員が3人で間に合うみたいなんですよね。ちなみに二本松市は745万円ですが、そういう特徴が、以下4名でやっているんですが、2億3,000万円の契約高があります。本宮市の倍くらい仕事やっているわけです。
福島市については、4億円で10名ですから、1人4,000万円くらいの契約高を事務として、1人当たりにするとやっているわけです。 ですから、こんな比率を見ると、3人くらいの事務でやれるんじゃないかなと。そんなことを考えますと、やはり事務が、管理費がかかっている、こういうことは分かりますが、一遍に体制を変えるということは、私そんなことは言っていないわけですが、やはり行政としては、補助を出す以上は、やはりそういうことを情報に入れながら、補助金を出しますから、若い人たちに交代させながら、なるべく事務を能率が上がるようにやってくださいというような、そういうやはり行政としての指導というか、そういう要求は出してもいいんではないかと思いますが、どうですか。
○議長(
三瓶裕司君)
産業部長、ちょっと内容も説明してもらえますか、シルバー人材センターの事務的なこととか、そういったことも、ちょっと売上げを事務員で計算しているような数字を出していますんで、ちょっと違うのかなと思いますけれども、その辺の答弁もしていただけますかね。
産業部長。
◎
産業部長(
渡辺清文君) シルバー人材センターのほうの事務員のこともおっしゃっておりますが、シルバー人材センターへの補助につきましては、人件費の2分の1相当ということで、補助金ということで出しておりますので、あと残りの部分については、国のほうから同額が交付される。市で出したものと同額を国のほうで認めていただけるというふうな内容にはなっております。 事務ということですが、大きい団体と小さい団体ということで、事務が大きく違うということはそんなにはないかとは思います。かかるものはかかるというふうなこともあると思いますので、先ほども言いましたけれども、それぞれの団体、いろいろ特性があると思いますので、人数が多いから少ないからということではなくて、独立した団体でやっておられますので、こちらのほうは、今の2分の1相当ということで定めのあるとおり進めていきたいと思いますし、また、内容については我々のほうも注意深く見ていきながら、補助のほうを出していきたいというふうに思っております。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) 私も他の自治体と比較して言っていることなんで、全てが当てはまるとは思いませんが、補助を出している以上は、そういう内容についても精査していただきたいなと、こういうことを要望したいと思います。 2番目の市再任用制度で派遣している市職員の人件費が影響しているのではないかと、こういうことなんですが、事務局長がされていると思うんですが、事務局長はどのくらい年俸出ていますか。
○議長(
三瓶裕司君) あの事務局長ですか。
◆4番(馬場亨守君) はい。
○議長(
三瓶裕司君) どこの事務局長ですか。
◆4番(馬場亨守君) 私としては、人件費が多くかかるんで、特に事務局長……
○議長(
三瓶裕司君) シルバー人材のということですね。
◆4番(馬場亨守君) として派遣しているものですから、それ、辞めた方の人件費とか、そういうことが行政に報告なっていなければ聞かないんですが、なっていれば聞かせていただきたいなと。
○議長(
三瓶裕司君)
産業部長。
◎
産業部長(
渡辺清文君) シルバー人材センターの事務局長になりますけれども、こちらのほうは、市のほうから派遣している職員ではございません。令和2年度より直接採用ということでされている事務局長職員ということになります。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) 一応派遣している職員の方が1年間在籍すれば、それなりの報酬が市から出ているわけですが、辞められると、大体シルバー人材センターでも横並びの給与が出されると、こういうお話なんで今質問したわけです。 シルバー人材センターの採用されている職員であるということであれば、私はそれで質問についてはやめたいと思います。 3番目の、市職員の派遣は組織人材育成にマイナスの効果ではないかと、こう思うわけですが、その辺はどんなふうにお考えですか。
○議長(
三瓶裕司君) この質問はどこに対してのあれですか、シルバー人材ですか。
◆4番(馬場亨守君) はい。
○議長(
三瓶裕司君) シルバー人材には今派遣していないということを答弁したんですけれども、続きの質問でよろしいですか。
◆4番(馬場亨守君) 結局、シルバー人材センターに再任用職員ということで派遣しているものですから、その方が一人の特徴になっていると、こういうことで、そういう人事の流れがシルバー人材センターの人材育成にマイナスになっているんではないかと、こういうふうに。
○議長(
三瓶裕司君) 市長、いいですか。
◎市長(
高松義行君) 馬場議員、こちらの答弁聞いてください。派遣していません。今の事務局長は再任用職員ではございません。シルバー人材センターのほうから、事務にたけた、事務長として誰か適当な人をご紹介いただけますかという照会があったので、そういうふうな形で紹介はしましたけれども、再任用職員ではなくて、退職をして、シルバー人材センターの職員として今勤めていただいています。ですから、市が一切そこに関わっているというような話ではありません。 これは、前回質問されたときも同じ答弁していると思うんですけれども、どこが納得いただけないのでしょうか、教えてください。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) ちょっと私も誤解しているみたいなんで、そういうことで、ただ私が言いたいのは、平成18年に合併したときに、根本守さんが市の職員を退職されて、シルバー人材センターの理事長に就任された。その後に、10年くらいやられたわけですが、その後に民間の方が2年くらいやられたとか聞いています。その後はまた、桑原さんが現在理事長をやられていると、こういうことで、やはりそういうような人事の流れがあるということで、事務員の方がどうしても若返りができなかったのではないか、私はそんなふうに感じるわけです。
○議長(
三瓶裕司君) 馬場議員、何度もおっしゃっていますように、執行部からの答弁でおっしゃっていますように、あくまでもシルバー人材のほうで採用していますので、その質問と馬場議員の考えは、今の執行部に対しての話ではないと思うんですけれども。
◆4番(馬場亨守君) そんなふうに市の職員の方が理事長されているということが、事務員の停滞につながっているんではないかなという、そういうことを言いたいわけです。
○議長(
三瓶裕司君) 市長。
◎市長(
高松義行君) この議論も前回の議事録よく読んでください。同じ答弁がなされていると思います。 公益社団法人の人事に対して、市は何ら口出しをする権利はございません。公益社団法人本宮シルバー人材センターとして、総会を経て、そこの中で、その総会の中で認証を得た人たちが理事長になって、役員になっておられます。その中で、市がこの人を理事長にするべきだとか、この人をこうしてくださいとか、言った覚えは一回もございません。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) なら、私も、退職されればもう自由だということで、市長は一切市は関りはないと、こういうことですが、私の……
○議長(
三瓶裕司君) 馬場議員、それは、今の問題とは違う問題ではないんですか。
◆4番(馬場亨守君) そういうことで、私は人事についての、そういう高名の方がなっているということで、市長は一切高名な方に関しては…… 〔発言する人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 暫時休議します。
△休憩 午前11時25分
△再開 午前11時29分
○議長(
三瓶裕司君) では、会議を再開いたします。 4番、馬場亨守君。
◆4番(馬場亨守君) 3番目の質問に対しては、非常に私の誤解がありまして、皆さんに多大なご迷惑をかけましたので、ここに謝罪したいと思います。本当にご迷惑かけました。
○議長(
三瓶裕司君)
一般質問は終わってよろしいですね。
◆4番(馬場亨守君) 以上をもって、
一般質問を終わります。
○議長(
三瓶裕司君) 4番、馬場亨守君の
一般質問を終わることにいたします。
-----------------------------------
△遠藤初実君
○議長(
三瓶裕司君) 次に、通告8番、議席3番、遠藤初実君の
一般質問を許します。 3番、遠藤初実君。
◆3番(遠藤初実君) 3番、遠藤です。 大項目は、シティプロモーションについてということなんですけれども、委員会で視察研修に行った北陸地方のかほく市のいろんな話を聞いて、そこからこのシティプロモーションという題名を取ったんですけれども、人口減少をするための危機感から、いろんなことをやって、そしてその成果が少しずつ出て、目標の100%達成したといういろんな話を聞いて、ぜひいいところを本宮市も受け継いだらいいなと思って、質問項目に挙げました。 本宮市の移住定住のための全国PRについてということで、幾つかされている話は聞いたんですけれども、その具体的な内容をちょっと聞きたいなと思って質問させていただきました。
○議長(
三瓶裕司君)
総務政策部長。
◎
総務政策部長(荒川貞伸君) シティプロモーション事業で現在取り組んでいることでございますが、今年度でございます。 まず、都内で行われました移住定住相談会というPRに参加・出店してございます。 また、首都圏エリアを対象といたしましたオンライン広告というものを行ってございます。内容といたしましては、市の移住定住関連情報全般のPR、それから移住定住相談会のPRでございます。 また、市独自の移住定住ポータルサイトというものを使いましてのPR、あるいは各種SNS等におきましてもPRをさせてございます。 その他といたしまして、移住定住ガイドブック、それからチラシなどにつきまして配布をさせていただいております。これにつきましては、ふるさと回帰支援センターでありますとか、移住定住情報ガーデンと、それから
福島県の東京都、大阪市、北海道、名古屋市などの各事務所にも置かせていただいてございます。 あるいは、職員のほうで、住宅展示場でありますとか、不動産事業者などとの訪問・営業活動をさせていただきながら、あらゆる手段を使って、取り組んでいるところでございます。 以上でございます。
○議長(
三瓶裕司君) 3番、遠藤初実君。
◆3番(遠藤初実君) かほく市のほうでもいろんなことをされているみたいなんですけれども、平成27年からですかね、始めたようで、その中でテレビコマーシャルというのがあるんですけれども、ちょっと経費はかかるかもしれないですけれども、あとSNSですとかホームページというのは、やはり見る人の対象がちょっと限られてしまったりとか、どこで効果が上がるかというのが、暗中模索しながらいろいろやってみたらしいんですけれども。 IターンとかUターン、Jターンという言葉があって、本宮市が人口プラマイあまり大きな変化はないみたいなんですけれども、このターンする人の割合みたいなというか、その辺は分かりますか。
○議長(
三瓶裕司君)
総務政策部長。
◎
総務政策部長(荒川貞伸君) 割合というふうなことで今数字は持ってございませんが、例年、新卒者の方が県外のほうの大学であるとか就職で多く転出されるという状況があるということは認識してございます。また一方で、4月になりますと、就職でありますとかいうことで、また戻ってくる方もたくさんいらっしゃるということでございます。そういった中で人口が何とか3万人を維持できているのかなというふうな考え方を持っているものでございます。
○議長(
三瓶裕司君) 3番、遠藤初実君。
◆3番(遠藤初実君) このかほく市の場合も、やはり北陸地方だから、そんなに暖かい地方から来るということではなくて、どちらかといえば、Jターンということで、一度都市部に出た人とか、かほく市ではない人がたまたまかほく市に条件がよくて入ってくるという感じで、どちらかといえば、かほく市が人口が増えるということは、周りの市町村がちょっと減ってしまって、そういうのもあるんですけれども、やはりPRとか意識の市町村の差によって、あとはいろんなことをやっていることのあれで、トータル的にかほく市が人口が増えたというのがあって、全国的にどうしても減る傾向がありますから、本宮市は、周りのいろんな市町村の人たちから聞くと、地理的な条件で非常に恵まれているから羨ましいなって言われるんですね。 そういういろんな状況の中で、このかほく市のいろんなのを参考にして、何かしらそういう宣伝方法を増やしていく、そういう考えはあるのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(
三瓶裕司君)
総務政策部長。
◎
総務政策部長(荒川貞伸君) 人口問題ということでございます。 本市におきましても、定住対策事業といたしまして、多世代ファミリーなかよし奨励金、あるいは宅地造成奨励金、そういった事業を行ってございます。先ほど申し上げましたとおり、これらの効果もありまして、令和3年度でございますが、115人の転入超過、社会動態人口も144人の増加に転じているところでございます。今年度も人口は横ばいということで推移してございますが、その中でも、社会動態人口というものは8か月連続で増加しているという状況もございます。 今後とも、移住定住希望する方のニーズに対応できるような政策、それは、拡充、見直しというものは行ってまいりたいと思っております。切れ目のない取組を展開してまいりまして、移住定住、人口減少対策につなげていくことは重要であるというふうに考えておりますので、今後とも検討を進めてまいりたいと思っております。
○議長(
三瓶裕司君) 3番、遠藤初実君。
◆3番(遠藤初実君) 本当に昔は、道路状況を見ても、朝は郡山市に行く車が混雑して、本宮市に来る片方ががら空きでしたけれども、今はもう逆になって、朝も夜も本宮市に来る、そういう片方の道路がすごく混雑していて、昔と違うなというそういう状況が、そういう恵まれた地理的状況にあるなということを思いました。 そして、まゆみちゃんプロジェクトというのをやっているんですけれども、自分は、知り合いのいろんな、県内全域にちらばっていますから時々遊びに行くんですけれども、そういう中で、なるべく宣伝のためにまゆみちゃんのバッジをして行くんですけれども、まゆみという女の人いるかなと思って探しているんですけれども、何でまゆみという名前以外の人にはくれないのかと言われたんで、別な名前の人にもあげたんですけれども、このまゆみちゃんプロジェクトというのは、どのぐらい効果があるのかなというのをちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(
三瓶裕司君)
総務政策部長。
◎
総務政策部長(荒川貞伸君) 全国まゆみちゃん交流プロジェクトということでございます。 現在会員数が1,942名いらっしゃるということでございます。本市の関係人口の創出、それから拡大に寄与をしていただいているというふうに認識してございます。このプロジェクトを通しまして、本宮市を知っていただき、つながっていただいて、そして応援していただいているということは、この名前が同じというきっかけからスタートしたものでございます。この1,900名を超える会員の皆様、大事にしてまいりたいと思ってございます。 また、こういった取組の中で、今年度につきましては、もとみや秋祭りでの真結女御輿、こういったものにも参加していただけたということで、本市へ応援していただいていることがさらに進化しているというふうな感じを持っているところでございます。今後ともこの交流、育んでまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(
三瓶裕司君) 3番、遠藤初実君。
◆3番(遠藤初実君) このまゆみちゃんプロジェクトの、このまゆみという名前にあまりこだわって、まゆみ以外のそういう関心がある人とのバランスというふうな、ちょっとどうかなと思っている部分もあるんですけれども、まゆみちゃんという、こういうキャラクターをいろんなものに出して、進んでいるんですけれども、名前あまり、まゆみちゃんという名前だけの交流というふうに限られてしまうと、じゃ、私はどうなのかと思う人が必ず周りに出ているんじゃないかと思うんですけれども、そういう面においても、それはそれとしてやりながら、その辺のバランスをどういうふうに考えているのかなと思って、それでちょっと質問したいと思います。
○議長(
三瓶裕司君)
総務政策部長。
◎
総務政策部長(荒川貞伸君) 先ほども申し上げましたが、このまゆみちゃん交流プロジェクト、1,942名の会員の方々がいらっしゃいます。この方々、我々職員のほうでいろいろな交流の事務局的なものを携わらせていただいてございます。まずは、そこの部分をしっかりとやらせていただきたいと思ってございます。 また、まゆみさんというのは、やはり名前が同じというきっかけがあって、本市のことに興味を持っていただけるというふうな部分でございますので、その部分は大事にしてまいりたいと思ってございます。 最初の質問で、本市の移住定住に含めましたシティプロモーション事業、様々行っているということは答弁させていただきました。このまゆみちゃん交流プロジェクトもその中の一つの橋の材料でございますので、そこもお含みの上で考えていただければなというふうに思ってございます。よろしくお願いいたします。
○議長(
三瓶裕司君) 3番、遠藤初実君。
◆3番(遠藤初実君) 分かりました。 それで、京都府の視察研修でも、新しいそういう宣伝とまたもう一つ、実体的なあれで、家庭で作っている油をそのままもう車の燃料に使えるようなことを開発する、そういう人もいますし、あとは焚くものに、ある菌を入れて、そこからガスを出して、そしてコンロとか、そういう風呂とか、そういうのに使うような、もう実際的にロシアのガスとか石油とかを輸入しなくてもいいような、そういう研究をしている人もいますし、あとは家庭菜園と言いまして、家庭の中で簡単に作れる野菜というのがあって、ある程度限られているんですけれども、そういうふうに何か、具体的な何かそういうやるようなそういうのも少しずつ広まっているので、そういうのもぜひ本宮市で広げていただけたらいいんじゃないかなと思います。 では、2番目にいきたいと思います。 ごみステーションについてですけれども、私は、たまたま今年度、誰もやる人がいないので区長になったんですけれども、それでごみが、網状のごみ捨て場が半分、2つあるうちのもう一つは網状で、すごいカラスで被害があって、それでその近くの人たちがいつも朝のごみの時間になると、もう2時間ぐらい立って、そのごみを整理したりとかしながら、あとある区長さんは、もうボランティア精神でもう毎回そういうのをやっている人もいるらしくて、それでどうしても要望があったので、もう年会費、ある程度の範囲でできるなと思ったので、立体型のをつけたんですけれども。 やはり町のイメージとして、どうしても網状でやっているところは非常にごみが散らばりやすいですし、うちのところにはもうカラス来なくなったんですけれども、そのカラスがほかのところに行っているみたいなんですけれども、その辺の、網状のごみ置場と立体型のごみ置き場の、その辺の数は市のほうで把握しているかどうか、ちょっと聞きたいなと思いまして。
○議長(
三瓶裕司君) 市民部長。
◎
市民部長(馬場広元君) ごみステーションの設置箇所数でございますけれども、市内で493か所ほどございます。委員がおただしの箱型幾つあるのか、網状幾つあるのかといったことまでは市のほうでは把握してございませんので、ご了承を願いたいと思います。 なお、本宮クリーンセンターの情報によりますと、多い順に、ごみ袋のじか置き、ネットかけ、箱型の順で管理されているということでございます。
○議長(
三瓶裕司君) 3番、遠藤初実君。
◆3番(遠藤初実君) 町とか、いろんなところに行くと、大きさはそれぞれ違うんですけれども、それぞれ、何ですか、区の家の人数とかごみの量に合わせて、大小様々な立体型のごみ置場というのを置いてあるんですけれども、どうしても見た目のイメージからして、区のほうでやはりどうしても何か予算使いたくないと言っていたり、いろんなことで、そのままにしておいたりとかする、いろいろな条件があるんですけれども、その辺の、市のほうで何らかの、何か区の予算使いたくないという人もいるみたいなので、その辺は、見栄えですね、市のイメージ、そういうので、その辺ちょっとどうかなと思っているんですけれども、その辺のちょっと市の意向をお聞きしたいんですけれども。
○議長(
三瓶裕司君) 市民部長。
◎
市民部長(馬場広元君) ごみステーションの関係につきましては、大分以前の話となりますけれども、この広域によりますごみ収集・運搬が始まる中で、地元のほうで設置場所とか設置形態、管理方法などをご協議されながら、設置いただいてきたというふうな経過がございます。 網状じゃなくて、景観的に箱状ということの話もございますが、この箱型、設置が非常に難しい場所もございますので、地域の中でルール等を決めていただきながら、進めていただいてございます。市のほうといたしましても、行政区の活動交付金ということで、世帯割ですか、そういったふうな部分でも交付をしていただいているので、そういったものを活用していただきながら、お願いしたいなというふうに思ってございまして、市のほうといたしましては、地域の自主性、これらを重んじながらと思ってございますし、また、困り事などのご相談があれば、丁寧に対応をさせていただきたいというふうに考えておりますので、どうぞご理解くださるようお願いいたします。
○議長(
三瓶裕司君) 3番、遠藤初実君。
◆3番(遠藤初実君) 聞きますと、道路のところにごみのボックスを設置するというのは、国とかいろんな県の道路との関係で難しいという声は聞いたんですけれども、道路からちょっと入ったところに置いているごみステーションでも、本当にボックス十分にできる環境でありながら、網でそのままになっているというのがあって、その辺うまく調整できないかなと思っているんですけれども、町のイメージ上、またよくしたほうがいいんじゃないかなって、ちょっと法的に難しければあれなんですけれども、その辺をぜひいいほうに、もし区内であれだったら、市のほうでこうしたらいいですよって声かけてくれれば、多分区は動くと思うんですけれども、区に任せると、なかなかもうそのまま、面倒くさいからということでそのままになってしまっているところあるので、ぜひ市のほうで……
○議長(
三瓶裕司君) 遠藤初実君。 今、市でおっしゃったように、市から行政区へ活動交付金を交付して、そちらで対応してくださいって今答弁あったんですけれども、今の質問、同じ質問なんですけれども。
◆3番(遠藤初実君) 分かりました。 ということで、2番目のごみステーションについての質問を終わりたいと思います。 それでは、3番目の児童・生徒のマスク着用についてということなんですけれども、今は寒くなったのでマスクするというのは普通になってきたんですけれども、どこの学校というのはあえて言いませんけれども、暑いさなか、学校の先生が今の時世ですからマスクしないわけにはいかないのがあって、学校の先生は立ちながらマスクしているんですけれども、子どもたちは、サッカーしながら、体動かして、もうかんかん照りの中で子どもたちがマスクしているいう、マスクしながら走り回っているという姿が、そういうのがあるよと聞いたので、ちょっと見に行ったら、本当にそういうのがあって、先生は立っているからいいんですけれども、子どもたちは、マスクしている子としていない子がいるんですけれども、そういう先生が子どもたちに、ちょっと危険だから、岸田総理大臣も、外だったら1メートル離れたらマスクしなくてもいいと言っているわけですから、その辺、そういう、全くしないと駄目というわけでもないし、しなくてもいいというわけではないんですけれども、その辺のバランスですね、その辺を考えていただきたいなと思って、その辺はどうされているのかなと思って、ちょっと質問させていただきます。
○議長(
三瓶裕司君) 教育長。
◎教育長(松井義孝君) それでは、今のおただしでございますけれども、夏場でございますけれども、夏場につきましては、もう熱中症防止という観点からもマスクは必要ないということで推奨しております。 あと、外での活動でございますけれども、夏に限らず、これにつきましては、季節を問わず、屋外では、運動などの活動をするときには、原則そっちはマスクの着用は不要ということで指導をしておるところでございます。
○議長(
三瓶裕司君) 3番、遠藤初実君。
◆3番(遠藤初実君) それで、そういう暑い中で、学校の行き帰りでも、暑い中で一列になって、マスクしながら動いている小学生がいるので、マスクぐらい外してもいいんだよって言ってやったんですけれども、あとは、よく小さな子どもがマスクを顎のほうに外して、楽しく騒ぎながら学校から帰っていく姿を見るんですけれども、そういうのに対して、何かちょっと、親とかが何かマスクするようになんてちょっと変に強制したりとか、そういう姿見ると、何か本当にもうちょっと、学校のほうでもちゃんと、徹底してその辺のバランスですね、そういう感じのことをしていただきたいなと思いました。それは、私だけの意見ではなくて、そういうふうに思っている人が何人かいるということなんで、その辺をよろしくお願いいたします。 じゃ、以上で質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(
三瓶裕司君) 3番、遠藤初実君の
一般質問を終わることにいたします。 昼食につき、暫時休憩いたします。 再開は、午後1時といたします。
△休憩 午前11時54分
△再開 午後1時00分
○議長(
三瓶裕司君) 休憩前に引き続き会議を行います。 それでは日程に従いまして、
一般質問を続行いたします。
-----------------------------------
△
石橋今朝夫君
○議長(
三瓶裕司君) 通告9番、議席7番、
石橋今朝夫君の
一般質問を許します。 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) 議席7番、みらい創和会、
石橋今朝夫です。 さきに通告しておりました3点について、順次質問させていただきます。 まず最初に、ヤングケアラーの支援について、中項目1のヤングケアラー条例制定の考えはということで質問させていただきます。 日本国内でヤングケアラーという言葉が広く一般に使われるようになったのはごく最近のことで、2014年にイギリスで子どもと家族に関する法律が成立し、ヤングケアラーを法的に位置づけ、地方自治体に対して適切な支援につなげることを義務づけたのが始まりで、日本では2020年に埼玉県で全国初のケアラー支援が制定され、全てのケアラーが個人として尊重され、健康で文化的な生活を営むことができるよう社会全体で支えていく必要があることを明記しており、その後、複数の自治体で類似の条例が制定されています。 2020年12月から2021年2月にかけて、厚生労働省が全国の中高生を対象に初めて行ったヤングケアラーの実態調査研究では、公立中学2年生の5.7%、約17人に1人、公立の全日制高校2年生の4.1%、約24人に1人がヤングケアラーに該当し、1学級に対し1人から2人存在することが分かりました。 2022年1月に、小学生、大学生を対象に調査が行われ、小学6年生の6.5%、約15人に1人、大学3年生の6.2%、約16人に1人が世話をしている家族がいると回答しており、話題を集めています。 助けを必要とする子どもほど、行政や周囲の目が届きにくい状況にあると予想されており、行政と関係団体は家族に代わって幼いきょうだいや障がいのある親の身の周りの世話、家事などを担っている子ども、ヤングケアラーをできる限り見つけ出し、救いの手を差し伸べてほしいと思っておりますが、本市としては、このような事例を捉えているのか伺います。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 昨年度からの案件でありますが、家庭児童相談員による相談、案件といたしまして、3件の事案を相談並びに課題解決に向けて取り組んでおります。 内容としては、きょうだいの世話であったり、母親の精神的なケアというような内容で相談対応をさせていただいております。
○議長(
三瓶裕司君) 教育部長。
◎教育部長(菅野安彦君) 教育部におきましても、現在、相談窓口といたしまして、スクールソーシャルワーカーというものを2人、相談業務として置いております。その中で、相談の実績がまとまっておりますので、それを報告させていただきたいと思います。 令和3年度でありますが、身体の介護見守りや家事、きょうだいの世話、それから、一番多いんですが精神的ケア、こういったものを含めて小学生が21人、中学生が20人、高校生が3人、合計44人が、1年間でありますが、相談があったところでございます。 対応といたしましては、それぞれケースによっては異なりますが、市の家庭児童相談員や県の児童相談所などと情報を共有して支援に当たっているところでございます。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) 今、部長答弁にありましたが、本市にも44人がいるということで大変驚いております。子どもが家族の介護などを担うヤングケアラーの支援に向けた動きが本格化してきましたが、まだまだ遅れています。高齢化社会が進み、介護を必要とする人の増加や独り親世帯を含む家族の形の多様化で、介護の負担が家族の自助努力で済まなくなっているのが現状と言われております。国は医療費などの増大を防ぐことを目的に、在宅福祉に重きを置いていることの影響を指摘する声も上がっています。 子どもが介護を担う場合、その負担の重さだけでなく、学業に十分取り組めなかったり、介護を考慮して進学を諦めたりするなど、将来設計の幅を狭めることになりかねないと言われています。 国ではケアラーの支援に向け、相談の充実のほか、ケアラーのいる家庭の家事を助ける人を派遣する制度など打ち出しており、ケアラーのいる家庭に第三者が入り、家族の課題を認識するだけでも、当事者の心理的、体力的にも負担が軽くなることがあると言われております。 本市としても、こうした制度の活用を含め、支援の検討を進めてほしいと思うところでありますが、本市の考えをお聞かせください。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) ケアラーにつきましては、学校生活におけます日々の観察から早期発見、実態把握につながるケースがあろうかと思います。本人とご家族の状況を理解しながら、寄り添いながらサポートをしていく必要がございます。 今後につきましても、関係機関と連携しながら、現在、相談その他の課題解決に向けた支援を実施いたしておりますが、継続してこれらの取組を進めてまいりたいと考えております。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) 白河市では、県内初となるケアラー支援条例案を今年の9月の市議会に提出し、介護・福祉などの分野で支援制度を設け、学校ではケアラーの把握に努め、相談に応じる役割を担うことを盛り込んだ支援条例、市ケアラー支援の推進に関する条例を全会一致で可決され、10月から施行されました。 高齢や障がいなどにより援助が必要な親族を支えるケアラーが、文化的な生活を送ることができる社会の実現を目指し、条例には、市の責務として介護や福祉、医療などの分野でケアラー支援制度の実施を明記し、学校ではヤングケアラーが支援を必要としているかどうかの把握に努め、相談に応じる役割を担うとし、市民に対し、ケアラーを支援する必要性を理解することや、ケアラーが孤立しないよう配慮するなどの協力を促すとしており、同市の取組で注目されるのは、ケアラーの把握は年度初めとし、特定の時期に限定しないことで、これまでの小・中学校に加え、本年度から介護事業者や県南、県中の高校にも、ケアラーの可能性がある子どもを把握次第、その情報を随時、市に提供を求め、ケアラーに助けが必要な場合、すぐに支援に着手できるようにするためです。県内でも支援の動きが出始めておりますが、本市でも先進事例を参考にし、ヤングケアラー支援の条例制定に取り組む考えはあるのかお伺いします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 現在、条例の制定については考えてはございません。ただ、先ほどからご答弁させていただいていますように、現行の相談支援体制の中でケアラーの把握を含めまして、ケアラーを孤立させないような、必要な支援に結びつけるよう連携しながら対応するというような取組をまずは継続をしてまいりたいと考えております。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) 県では、来年度、大人に代わって日常的に家事や家族の世話をするヤングケアラーがいる世帯への第三者の派遣や適切な親子関係の構築といった支援事業を想定しており、実施主体となる市町村を財政面から後押しすることを示しました。こども家庭庁が2023年4月に発足することや2024年施行の改正児童福祉法を踏まえた対応であり、県によりますと、これらの支援事業を市町村が実施する際、国から2分の1の補助が受けられ、さらに県が4分の1を負担することで、市町村の負担を軽減する狙いがあります。 世帯への訪問支援については、ヤングケアラーが担っていた家事を代行サービスなどを行うことで、調理や掃除などに割かれていた時間を学業など個人の時間に充ててもらう、子どもの送迎や子育ての助言なども見据えています。 また、郡山市では、ヤングケアラー支援や子育て世帯への支援体制強化に向け、こども家庭相談センターを格上げし、こども家庭支援課を新設し、11月1日からスタートしました。 本市として、国・県の支援事業を積極的に活用し、ヤングケアラー支援への取り組む考えを再度伺います。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 現在、令和4年度の事業でありますが、県におきましてヤングケアラーの実態調査というものを実施いたしております。 対象については、県内の小学生5、6年生並びに中学、高校の生徒となってございます。現在、結果がまだ出ておりません。集計中、分析中ということでございますので、これら、今後公表される予定になってございます。そういった情報も踏まえまして、今ほど議員、ありました、国・県の支援策も含めながら、今後支援についての検討を進めてまいりたいと思っております。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) 自分が介護を担っているとの認識がない子どももいます。様々な立場から家庭の状況に目を配り、支援漏れがないように取り組まれることを望みます。 次に、高齢者の健康維持について伺います。 中項目1のフレイルの予防対策はということで質問いたします。 県内の100歳以上の高齢者が過去最多の約1,400人で、最高齢は110歳の女性、男性は109歳で、女性が全体の9割近くを占めています。県によりますと、記録が残る1970年に5人だった100歳以上の高齢者は、1996年に100人を超えて以降、26年連続で前年を上回っています。医療の発達や食生活の変化などが背景にあり、今後も増加傾向は続くと予想されています。一人一人の高齢者が意欲や体力に応じ、生き生きと活動し、長寿の喜びを実感できる社会を構築していかなければなりません。 新型コロナウイルスの感染拡大が長期化する中で、外出の機会が減り、離れて暮らす家族や友人と会えずにいる高齢者は多く、うちで過ごす時間が長くなると筋力の低下などを招き、要介護状態になる寸前のフレイルも心配となってきます。コロナ禍で健康を維持するには、バランスの取れた食生活と運動に加え、社会活動への参加が鍵になります。 本市として、要介護状態になる一歩手前のフレイルを防ぐ対策や指導についてお伺いします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 現在まで、フレイル予防の3つのポイントでございます食事の改善と口腔ケア、また身体活動、社会参加、こういったことに視点を置きまして、啓発並びに事業を展開しているところでございます。 一般介護予防の取組といたしまして、高齢者の方の元気パワーアップ講座でありますとか、包括支援センターと連携いたしましたふれあいサロン等におけます出前講座などを実施しているところでございます。これらの事業を通しまして、フレイルの予防指導等について取り組んでいるところでございます。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) 全国の40歳以上の男女2,500人を対象に
インターネットで、「フレイル」という言葉を知っているかとの設問に対し、内容まで知っているとの回答は全体の15.8%止まり、聞いたことがないが最多、58.1%を占め、聞いたことはあるが内容は知らないが26.1%でした。フレイルに関する検診を受けた高齢者が少なく、親のフレイル予防、改善でサポートしていることは特にないとした人も多かったようです。 フレイルは、適切な対応を取ることで元の健康な状態に戻れる可能性があるため、予防とともに早期発見が重要だと言われております。県内でも多くの団体が感染防止対策を講じて、体操教室や認知症予防の活動に取り組まれています。健康寿命の実現に向け、規則正しい生活と運動、生きがいを持てる社会参加を実践するため、市民の健康状況をきめ細かく把握し、健康づくりの具体的な施策や社会活動に気軽に参加できる機会の創出など、地域と連携した取組についてお聞かせください。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 現在行っております高齢者の方に対する保健事業と介護予防、こういった観点で事業を実施しております。ふれあいサロンであったり、いきいき百歳体操、生きがいデイサービスを実施しているところでございます。 広く一般に通いの場の提供といいますか、そういった観点から、ふれあいサロンや生きがいデイサービスなどのいわゆる集いの場におきまして、運動指導士による運動であったり、管理栄養士による栄養の講話、また歯科衛生士による口腔教室など、介護、フレイルにならないというようなことで、介護予防の事業を実施しているところでございます。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) 家族以外に相談したり、世話し合ったりする親しい友人がいないとする人が3割に上ることが報告されており、人との接触機会が少ないコロナ禍では、特に独り暮らしの孤立などが懸念されます。見守り活動や、不安や悩みの解消につながる取組を強化する必要があります。 年齢を重ねても仕事を続け、充実した生活を送っている高齢者も増えています。人口減少に歯止めがかからない状況で、高齢者の豊富な知識と経験は貴重な財産となり、働く意欲のある高齢者が長く活躍できるよう、企業などは柔軟な勤務体制などの整備に努めてほしいです。 一定以上の所得のある75歳以上の高齢者の医療費の窓口負担が2割に引き上げられ、全国で後期高齢者の2割が対象となり、多くの人が制度変更に不安を抱いており、新型コロナウイルスの影響で医療機関での診療を控えている人が増えているようです。医療費の負担増で受診控えに拍車がかかり、治療が遅れて症状が悪化するようなことを招いてはなりません。制度内容を十分周知し、高齢者の理解を得ていくことが大切でありますが、本市の考えをお聞かせください。
○議長(
三瓶裕司君) 市民部長。
◎
市民部長(馬場広元君) 高齢者の窓口負担、この2割引き上げにつきましては、今年の10月から国において導入されているところでございます。この2割の引き上げとなる方につきましては、市内で約400人ほどいらっしゃいます。この負担増に伴う配慮措置といたしまして、国では施行後3年間、1か月の増額となる負担額を最大で3,000円に抑えるといった経過措置を行っております。 この制度の内容について、市では広報紙やホームページ、また対象者の皆さんに個別の通知を行いまして、お知らせをさせていただいているところであります。さらに、今年度から特定保健指導ということで、専門保健技師のほうで行っておりまして、そういった部分も活用しながらお知らせをしていきたいというふうに考えてございます。 市といたしましても、この本人負担が増えることで、必要な受診が抑制されるといったことは絶対に避けなければならないと思っておりますので、今後もしっかりと制度の内容の周知を図ってまいりたいというふうに考えております。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) 県内の65歳以上の高齢者は前年より、8月1日現在なんですけれども、1,950人多い57万8,120人で、過去最多を更新しました。県人口に占める割合、高齢化率、過去最高の32.9%、前年度より0.5ポイント上昇しました。 県では、高齢者の元気な体や生きがいづくりによる健康寿命の実現に取り組む方針です。高齢化率は1950年の4.6%から上昇を続けています。15歳から64歳の人口に対する65歳以上人口比率は、1950年の8.0%から右方上がりで、本年度は前年を1ポイント上回る55.4%でした。65歳以上の男性25万4,110人、女性32万4,010人で、女性の人口は65歳以上で、男性の約1.5倍、70歳以上で約1.4倍、75歳以上で約1.6倍と、年齢が上がるにつれ割合が高まる傾向にあります。70歳以上の人口は約44万1,860人で、県人口の25.1%を占め、4人に1人は70歳以上の高齢者となっています。 高齢者の割合が最も低いのは、富岡町16.7%、西郷村26.3%、郡山市28.1%、大玉村28.1%、鏡石町が28.9%と続き、須賀川市と本宮市を加えた7市町が30%未満でした。県内の高齢者の割合が低い7番目に位置づけられておりますが、市内の各地区の高齢者数と高齢化率をお伺いします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 本年10月の際に取りまとめた数字でございますが、地区といいますか、中学校区ごとに高齢者数率等をまとめてございますので、ご報告をさせていただきます。 本宮第一中学校区につきましては、高齢者数が3,846名、高齢化率は28.5%でございました。本宮第二中学校区が2,257人、高齢化率が24.4%、白沢中学校区が高齢者数が2,432名、高齢化率が33.7%となってございます。全体の高齢化率につきましては28.5%というような数字でございます。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) これは、私、8月の末にもらったデータなんですけれども、本市の白沢地区なんですけれども、松沢地区が130人、43.2%、稲沢地区が278人、41.2%、和田地区が611人、39.4%、白岩地区が512人、33.4%、仁井田地区が727人、32.3%、長屋地区が200人、32.2%で、6地区が30%以上の高齢化率になっています。市平均では28.5%で割合が下がっていますが、特に高齢化率の高い白沢地区に対して、地域の実情に即した健康づくり、健康指導など、高齢者になってから始まるのではなく、今からできる健康づくり、認知症予防につながる食生活の改善など、取り組まなければならないことがありますが、本市として今後どのように取り組んでいくのか考えをお伺いします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 高齢者の方がこれまで住んでこられた地域で自分らしく暮らし続けること、これは大変重要なことだというふうに思っております。 認知症予防の講話であったり、介護保険制度や介護サービスのご案内、さらに食生活や熱中症対策などにつきまして現在も実施しておりますが、今後も引き続き包括支援センターと連携しながら取組を進めてまいりたいと考えてございます。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) このフレイルにならないための歩きですか、歩数ですか、この歩数の目安は、1日1万歩が目標と言われておりましたが、花王と国立長寿医療研究センターとの共同研究では、1日約6,300歩、日常の歩行速度は平均時速3.8キロを目安に生活すれば、将来のフレイルのリスクを減らせる可能性があることが分かりました。時速3.8キロは、横断歩道を信号が青のうちに渡り切るスピードだそうです。このような研究結果もあり、健康づくりのため、高齢者の方でもできるのではないかと思います。参考としていただきたいと思います。 次に、新規就農者について伺います。 新規就農者の現状はということで、令和4年度の県内新規就農者は過去最多の334人となりました。現在の基準で調査を始めた平成11年度以降、初めて300人を超えました。県では、他県に比べて研修体制が充実している点などが成果につながったと見ています。
ウクライナ情勢などで食料安全確保の重要性が高まる中、県は園芸作物の大規模生産拠点の整備などを進め、さらなる担い手の確保を目指すとしているものです。 令和4年度は、前年度比101人増と大幅に増加しました。334人のうち、個人で農業を行う自営就農者は165人、農業法人に就職した雇用就農者は169人、自営就農者のうち県内の農家以外の出身者、新規参入が83人、県内の農家出身で他産業を離れたUターンが75人、県内農家出身で学校卒業と同時に就農した新規学卒が7人でした。 本市の新規就農者の現状をお尋ねします。
○議長(
三瓶裕司君)
産業部長。
◎
産業部長(
渡辺清文君) 本市の新規就農者の現状でございますが、今年度1名が、雇用就農という形で就農をしております。また、令和元年度より1名が就農しておりまして、こちらについては、国からの農業次世代人材投資事業補助金の交付を受けまして営農をしている状況でございます。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) 本市では2名の方がおるということですが、県によりますと、県の認定を受けた研修機関は県農業短期大学校アグリカレッジ
福島を含め県内に70か所あり、東北6県で最も多く、県内には市町村を通じて研修可能な農家に斡旋できる仕組みなどがあり、希望者に沿った研修機会の確保につながっています。2019年度から、希望者が農業法人などで、最長4か月の実践研修ができるお試し就農の取組を県独自に展開しており、年間約30人が参加し、そのうち8割が県内で農業を本格的に始めております。 2022年度の新規就農者334人を地区別に見ますと、県北地方が96人で最多で、果樹などの園芸作物を栽培する人が多かったようです。県では、園芸作物の促進に向けふくしま園芸ギガ団地構想を掲げるJAふくしまと連携し、農地集約など、生産環境の整備を一層推進する方針で、県内農業関係8団体による協定に基づき、相談の窓口を通じ、支援体制を強化するとしております。 本市にも研修可能な農家や、4か月研修できるお試し就農などに参加された方はいるのか、また、市としての支援体制などをお伺いします。
○議長(
三瓶裕司君)
産業部長。
◎
産業部長(
渡辺清文君) お試し就農についてでございますが、こちらのほうは令和元年度に2名が利用しておりまして、本市では研修可能な農家は1軒というふうになっております。 市としては、引き続き農業委員会や県、あとJAなどと連携をしながら、新規就農希望者に対するフォローをしていきたいというふうに考えております。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) 1軒、研修可能な農家があるということなんですけれども、その農家はどんな内容の農家なんでしょうか。
○議長(
三瓶裕司君)
産業部長。
◎
産業部長(
渡辺清文君) そちらのほうは白岩地区の方になりますが、こちらは菌床シイタケの栽培ということになっております。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) 新規就農者は震災後、増加傾向にあり、2015年度から7年連続200人台だったが、本年度、大幅な増加について、就農初期に経費支援や技術指導などの効果が現れ始めたと見ています。今後も継続的に年間300人台を確保するとして、就農相談窓口や就農コーディネーターを配置するなど、取組を強化しております。 本年度新規就農者334人のうち、45歳未満が257人、前年度比70人の増であります。約8割を占めております。自営就農者は野菜が79人、果樹35人、水稲が32人などが多く、増加幅が最も大きい県北は、果樹や夏秋キュウリなどの就農が伸びており、農業を主な仕事とする本県の基幹的農業従事者は約5万1,000人、この10年間で3万人減少しており、新規就農者の確保が急務となっており、新規就農者の5年定着率は95.7%と高く、県では定着率維持と併せ、新規就農者が参入しやすい取組を進めていくとしております。 高齢化が進み、子や孫などの後継者がいない農家が増えており、田畑や樹木は一旦手入れを怠れば再生は容易でありません。耕作放棄地を増やさないためにも、新規就農者と後継者不在の農家とのマッチングを強化していくことも必要と考えますが、本市の考えを伺います。
○議長(
三瓶裕司君)
産業部長。
◎
産業部長(
渡辺清文君) 後継者不在の農家と新規就農者のマッチングということでございますが、こちらの必要性につきましては、必要だというふうに思っております。このマッチングを行うことによりまして、耕作放棄地が少なくなると、増えないというふうなことで、そういう手段としては有効であると考えております。 新規就農希望者の相談はいろいろありますが、その相談の中で、そちら、希望のある方に対して、農地中間管理機構で管理している農地の情報を提供したり、また、県やJAの相談にあった方についても、その情報を共有しながら、連携しながら、支援のほうを図ってまいりたいというふうに考えております。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君。
◆7番(
石橋今朝夫君) 就農後も安心して営農が継続できるよう農地や機械の取得を支援し、新規就農者の定着率の向上を図る施策を期待しまして、私の
一般質問を終わります。
○議長(
三瓶裕司君) 7番、
石橋今朝夫君の
一般質問を終わることにいたします。 暫時休憩いたします。 再開は1時45分といたします。
△休憩 午後1時37分
△再開 午後1時45分
○議長(
三瓶裕司君) 休憩前に引き続き会議を行います。 それでは日程に従いまして、
一般質問を続行いたします。
-----------------------------------
△川名順子君
○議長(
三瓶裕司君) 通告10番、議席13番、川名順子君の
一般質問を許します。 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) 新風会、川名順子です。 通告に従って、3点質問いたします。 1点目、子ども政策について、出産・子育て応援交付金の考えはでございます。 出産・子育て応援交付金は、政府の総合経済対策に盛り込まれた新たな事業です。先日のニュースで、日本の少子化は7年前倒しで進んでいる。今年の出生数は80万人を割り込み、少子化が加速し、将来、社会の支え手がいなくなるのではないかと懸念しているとの報道がありました。 今現在、この日本最大の構造的課題といえる少子化を乗り越えるには、ライフステージや子どもの年齢に応じた支援策を切れ目なく充実させ、誰もが安心して子どもを産み育てられる環境をつくるとともに、その一貫性、継続性、恒久性、体系性を分かりやすく示すことが重要であります。 公明党は11月8日に、子育て応援トータルプランを発表いたしました。結婚、妊娠、出産から、子どもが社会に巣立つまでの切れ目なく支援を充実するために掲げた政策は、今般の総合経済対策には盛り込まれた出産・子育て応援交付金は、まさにその第一歩となります。 この今回の新事業の意義は、現在、核家族化が進み、地域とのつながりも希薄化する中で、孤立感や不安感を抱く妊産婦、子育て家庭が少なくありません。また、ゼロ歳から2歳児は児童虐待の死亡事例の半数を占める一方、保育料無償化の対象が住民税非課税世帯に限られ、幼稚園、保育所等の利用をしない未就園児が約6割に上るなど、総体的に支援が手薄となっております。 そこで、出産・子育て応援交付金では、妊娠期から伴走型相談支援と経済的支援を一体的に実施し、全ての妊産婦が公的支援につながる機会を確保するとともに、育児用品の購入など、出産準備に当たっての出費や家事・育児サービスの利用等の経済的負担を軽減するものです。今回のこのパッケージは、伴走型支援というものが大変重要で、この伴走型支援とともに経済的な支援を併せてやるということです。特にゼロ歳から2歳児は経済的支援が手薄です。 コロナ禍の中で、里帰り出産もできずに親にも頼れなかったり、里帰りしたとしても親が若いと働いている、高齢出産になると親の介護もある、24時間子どもと向き合い、子育ての「子」は孤立の「孤」、孤育てとも言われています。ワンオペ育児で産後鬱もデータに上がっていて、元々1割だったのが3割ぐらいまで上がっているそうです。60%以上の方々が未就園児、つまりご家庭で子どもを育てているという現状で、経済的支援は受けていません。 1回限りの事業ではなく、来年度、再来年度も継続してやっていくということで、それぞれの自治体でしっかりとこのプランをつくり上げていくわけですが、政府の新事業、妊娠期から出産・子育てまでの伴走型相談支援と経済的支援の、本宮市版制度設計についてお伺いいたします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) まず、伴走型の相談支援といたしまして、妊娠届出時、また妊娠8か月前後、乳幼児の全戸訪問などの際に、都合3回について、出産や育児の見通しを立てるための面談を実施しております。これらについても当然継続をしてまいりたいと考えてございます。 また今後、国から示されるアンケートについても、これらを活用しながら、さらなる支援策の充実を図ってまいりたいと考えてございます。 また、産前産後のサービスなどについての情報発信、周知をさらに強化いたしまして、個人個人に合った必要な支援につなげてまいりたいと考えてございます。 また、経済的支援についてでございます。本年、制度がスタートするということで、令和4年4月以降、出産された方が対象ということで、これらの方が遡及するという取扱いになります。国からの交付要綱等、間もなく示される予定になっておりますが、これらが示され次第、現金給付として速やかに支給を図ってまいりたいと考えてございます。 また今後、出産を予定されている方につきましても、妊娠届及び乳幼児の訪問時の面談等の際にいろいろご相談、支援策のご案内等をさせていただいた後、速やかに支給をしてまいりたいと考えてございます。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) 今回、この4月生まれの子どもから遡及して支援するということで、年度内の事業開始に向けて、スピード感を持って取り組む必要がございます。 先般、ニュースのほうでも、来年度明けにすぐに実施する自治体も出ているというニュースも、報道がありましたけれども、本市にあっては、今、部長のほうから現金給付ということで、4月生まれの方は現金給付をする。その経済的支援と伴走型支援を合わせて、5万円、5万円で10万円になるわけですけれども、この10万円を現金給付するということでよろしいのでしょうか。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 先ほどの答弁で、大変失礼しました。1点漏れておりましたので答弁させていただきます。 先ほどの現金給付を予定しておりますが、こちらにつきましては、本12月定例議会の追加議案として上程させていただく予定になっておりますのでよろしくお願いします。大変失礼しました。 ただいまの現金の部分でございます。昨年度、子育て世帯への特別給付金を支給させていただきました。その際の対象者のアンケートの結果でございますが、現金を希望する方が99.2%というような状況でございましたので、今回の交付金につきましても現金で給付したいということで進めているところでございます。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) 今回この伴走型相談支援ということで、出生届、要するに妊娠したということで母子手帳をもらうときに5万円いただくわけですけれども、赤ちゃんが生まれて出生届を出した、それからこの伴走型支援というのが始まるわけですけれども、これも現金給付をするということでよろしいのですか。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 現金給付で考えてございます。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) 今先ほど部長のほうから、特別給付金アンケートで、99.2%が現金のほうがいいということで回答があったというお話ですけれども、あのときは5万円を現金で、あとの5万円をクーポンにするかとか、地域振興券にするとか、いろいろそういうメニューがあって、そうしたら現金のほうがいいんじゃないかということで現金になったということで私は理解していたんですけれども、今回の出産・子育て応援交付金というのは、伴走型相談支援ということが非常に大切になってくると思うんですね。 私たち生活福祉
常任委員会でも、先日、明石市のほうに視察研修に行ってまいりましたけれども、その中で、明石市では国に先行して、国会でも、明石市の市長が国会に呼ばれて答弁したというのがあって、本来であれば国でやらなくちゃならないことを私たち明石市が先行してやっているんですということでおっしゃっておられましたけれども、その中で、毎月3,000円ぐらいの、要するに出生届を出してから10か月間ぐらいなんですけれども、おむつであったり、お尻拭きであったり、ミルクだったり、そのいろんなものを欲しい方の要望に応えてやっているということで、最初は三木市に行って、それから明石市に行ったんですけれども、三木市も人口が増えているので、ちょうどたまたま視察が終わってからホテルに行くまでに、三木市も随分人口増えていていいですねと言ったら、いや、明石市のほうに若い子育て世代を取られちゃってというお話を職員の方はされていましたけれども、そのぐらい子育てを充実していると、人口が増える、若い世代が増えるなと思いました。 夜も乳母車を押したお母さんたち、あと若い世代がこんなにも、人口密度が高いというのはあるかもしれませんけれども、こんなに若い人がこのまちに多いんだということで、何かびっくりして帰ってきた記憶があります。 今回の事業の伴走型の相談支援というのは、この相談支援というのが1対1の緊張感を生むのではなくて、子どもの幸せのためという目標に向かって、子育て当事者を含めて行政も、また地域の子育て支援をやっていくということがすごく大事だと思うんですね。それで、最初に5万円やって、また赤ちゃん生まれたら5万円やっちゃったら、この地域で育てるとか、みんなで伴奏して見守っていくという、こういう今回の国の政策の出産・子育て応援交付金とは非常にかけ離れた制度設計になってしまうのではないかなと私は思っているんです。 赤ちゃん生まれた、この間、赤ちゃんをおぶっている人に聞いたんですけれども、その方は44歳で赤ちゃんを産んだって。それで、自分は再婚なんですけれどもという話をされていましたけれども、前の子と違って、自分は年取ってから生んだから、もう肩こりがひどくてという話をされていて、でも、子どもがいると、もう3か月までは首が据わらないとおんぶもできない、買物もできない、そういうマッサージに行きたくても行けないということを考えると、誰も預かってくれない。そういうときに、本宮市ではファミサポとかいろんなところがあって、そういうところに預けると、そういう金券とか、あとはおむつ券とかいろんな、その5万円分をサービス券として地域の人たちが、みんなが見守って、この地域で子育てをしてくれるんだという、そういう制度設計なんですけれども、これは伴走型相談支援というのが、5万円ぽんってみんなに支給してしまったら何にもならないと思うんですけれども、ずっとこれは一回こっきりの事業ではないんですけれども、伴走型支援で出生届を出したときに5万円やってしまって終わりということで、本市はいいんですか。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 今ほど議員のほうからありましたように、いろんなファミリーサポート等を含めて子育てのサービスを展開しております、ご協力いただきながら。それらを、現金をその場で交付というか、そういうことではなくて、その際の必ず面談等を行いますので、その際に、そういったいろんな地域の子育てであったり、そういったところのご案内をさらに強めながら、いろんなところをご利用いただくような形で進められればなということで…… 〔発言する人あり〕
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 現金は5万円です。その際に、子育てのいろんなサービスについても改めてご案内、勧誘等も含めて実施をしながら、地域で子育てをしていく機運の醸成にも努めていきたいということで考えております。 今回の経済的支援につきましては、現金のほうで進めていきたいということでございます。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) じゃ、この伴走型支援というほうも現金なんですか。
○議長(
三瓶裕司君) 市長。
◎市長(
高松義行君) 今回、前にもちょっとご説明を全協等々でさせていただきましたけれども、この件については5万円、5万円、 現金でお支払いをさせていただきたいというふうに考えております。 もう一つにつきましては、子育て支援のあゆみといかにコラボしながら、これから出産を控える方、出産をされた方々についてのフォローアップをしていくかというふうなこと、この2つの施策を絡めながら進めていきたいというふうに思っておるところであります。 明石市の参考人としての国会答弁についても聞かされているところでありますけれども、実際、多種多様な要望の中で、どのような形でお応えすることができるのかというふうなこと、大変申し訳ございませんが、制度が決まった中で、もうやるというのは前から決まっていたんですよね。詳細について、まだこれからというふうなことになるんだと思いますけれども、まず、国からお金が来たものを、すぐやはりお届けするべきだろうというのが今の考え方です。 その後、じゃ、多くの要望があるのであれば、それをどういうふうな形の中で効果的に続けていくことができるかというふうなこと、これはこの施策を進めながら並行で考えていくしか方法ないんじゃないかと思っています。先進的な事例、それは分かります。ただ、前回のときにも多分、あのクーポンを使った自治体の人たちはそういうことをやっているところが、特に関西、兵庫県周辺、あると思います。ほかはほとんど現金じゃないかなというふうに思っていまして、確かにそのクーポンのいいところもあります。この自治体の中でクーポンを発行して、じゃ、どういう中で身近なところで使っていただけるかというふうなこともありますし、取りあえず、これは急ぎ今年度中に、その国からの資金をお配りしなくてはいけないというふうな中では、今回は現金給付というふうなことでさせていただきたいと。 部長、ちょっとはっきりしないで申し訳ないんですが、そういう形で、あとクーポンと現金と、どういうふうな形の中でやっていくかということについては、この制度、この施策を進めながら、一緒に並行で考えていく必要があるのかなというふうに思っております。 どちらにしても、今のところ現金でいただきたいというふうな方のほうが多いのかなというふうには考えておりますけれども、この制度が決まって詳細が決定する、そしてそれをサービスをさせていただく相手方にお届けする、その期間が、第1回目としてはあまりにも短過ぎるというふうに考えております。今回については、現金給付というふうな形で進めさせていただきたい。その後、今、議員おっしゃるように、どういう形の中でできることがあるのかというふうなことは考えさせていただきたいと思います。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) 4月1日から遡及して支給するわけですけれども、今回に限っては現金給付ということで、4月生まれの方はそうせざるを得ないんじゃないかなということは私も認識しておりますけれども、これは今回一回こっきりじゃなくて、もう来年度も再来年度もずっとこの子育て支援の交付金というのは、国から交付金が来てやっていくようになると思うんです。 先ほども申し上げましたけれども、本当に地域とのつながりが薄くなっていて、何かあったときに相談をできるような体制を整えなくちゃいけないと思いますし、ファミサポも、私もこの間行ってきましたけれども、やはりファミサポに1日10時間も赤ちゃんを預けて自分が休んでいた人いたって、もう疲れちゃってという人おりましたし、そうすると、ファミサポって1時間700円かかるんです。そうすると、10時間預けたら7,000円かかるんです。 今回、本宮市の地域子育て支援センターがあるんですけれども、私が聞いたところでは、1歳が過ぎて離乳食が終わって、そして1か月前の予約が必要という話はお聞きしたんですけれども、実際はちょっと違うというふうな話はしていましたけれども、とにかく、でも、ミルクは駄目ということで、公務員の方だと育休で産休があって育休があって、1年、2年、3年まで休める方おられますけれども、普通の民間に勤めている方だったら1歳、もう離乳食が終わらないうちに勤めに出ると思うんですね。 そうしたら、この子育て支援センターは1日1,000円なんです。それを考えると、1日だって朝から晩まで置くわけではありませんから、自分が歯医者に行ったり、買物に行ったり、パーマ屋さんに行ったり、本当にちょこっと用事を足すときに、安くて預けられてという、そういうところがあったら、地域のここに行けば自分の相談に乗ってもらえる、そうしたら自分が悩んだときに、そこに行けば自分の悩みは解決できるって、そういうところをつくるというのが、私は今回の目的だと思うんです。 やはりこの社会参画というのもあるし、地域の私たち、おばさんみたいなのは、これは結局、保健師とか助産師とか保育士とか、特別にそういう資格がある人ばかりが対象ではないんです。地域のおばさんたち、こういういどばたの人たちとか、もし私たちみたいなのがやりたいといったら、ちゃんと研修を受けて、そしておむつを配るとか、何配るとかといったときには、その研修を受けて、そのお母さん方と関わり合いを持つ、そのときに最初は、今は電話でもなかなかつながらなかったりする人いるかもしれないですけれども、それはもう一握りだと思うんです。毎回毎回顔を見合わせて、一言、二言、顔を合わせて、そんなことだったら、こんなことがあってと相談があったりしたら、それが問題解決の糸口になると思うんですね。 だから、私はこの伴走型支援というのは、現金でやりますって、すごく格好いいと思います。でも、現金でもらっちゃったらそれで終わりなんです。何かものを買っちゃって終わりなんです。そうしたら、それよりも地域で使えるクーポン券みたいなのを、大変でしょうけれども、やる。そして、あとはそういう全戸訪問を、今、あゆみさんのほうでやっていらっしゃるとは思いますけれども、そのほかにも、その配るときにおばさんたちがいるというと、本宮市はホームスタートもある。それは、今、ボランティアでやっていらっしゃるという形であるかもしれないんですけれども、そうすると、そういうおばさんたちの雇用も生まれるということもあって、そうすると、社会全体で、みんなで子育て支援していこうという、そういう気持ちを醸成するということは、私、非常に大切なことだと思うんですけれども、その辺のところ、市長、もう一回お願いします。
○議長(
三瓶裕司君) 市長。
◎市長(
高松義行君) おっしゃるとおりだと思います。ただ、すぐにそれができるかというと、なかなか今できる状況にはないと。 ただ、本宮市の場合につきましては、ソレイユのファミリーサポートセンターのいどばたの方々がやっていらっしゃる。非常にあそこを利用されている方々は喜んでおいでですし、市外からあそこにおいでになられる方もいると。あと、子育てサポートセンターのあゆみについてはもちろんでありますけれども、あそこの中の、えぽかの中のお子さんたちの遊ぶ場所、あそこについてもいろんな情報交換ができたりしている。割とそういう状況を、点としては持っているというふうなことはあると思います。 それを、今、川名議員がおっしゃったように、じゃ、どうやって横の線につないでいきながら、そのお金を有効利用していくかということ、それを具現化していくのには、1年ではちょっと無理かなと。目指すところは一緒です。目指すところは理解できます。そういうふうな形をつくっていかなくてはならないというのも分かります。それで、子どもを社会の子としてみんなで育てていくと、これはやはり理想だと思うし、そうしていかなくてはいけない。この少子化になってくると、特にそういうのが出てくる。 ただ、この制度が決まって、今ここでやるときに、はい、どうぞと、残念ながら本宮市は、今までそういう形の中で子育て支援はしてきましたけれども、それが横のつながりを持って一つの面としてはできていない。それができていれば、いろんな形の中で、また変わってくるかもしれません。ただ、今のところ、今年度については、そういう形で現金の給付をさせていただきたいというふうに思っております。 今後、これはずっと続いていくわけですから、議員おっしゃるように。そこの中で、本宮市が先進的な取組をするのも結構ですし、周りのところを見ていきながら、一緒にやっていくということも結構かと思いますので、そこについては現場の職員の人たちとよく話をさせていただきながら、また議会に相談をさせていただきたい。もちろん一番は、赤ちゃんを育てるご両親の方々に、どうサービスを提供できるか、少子化にどう効果を現せるかという、そこの最終目的に到達できるというふうな、そういう目標を持ってやっていきたいというふうに思います。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) るる市長から説明ありましたけれども、それでは、今、本市で行われている子育て支援の主な取組についてお伺いいたします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 子育て支援につきましては、今ほどありましたあゆみについては諸々の相談、その他を実施させていただいております。また、ホームスタート事業、委託事業ではありますが、ホームスタート事業、ファミリーサポートセンターの事業、またさくらんぼひろば、子育てサロンの運営、病児の保育事業、出産ママヘルプ事業、産後ケア事業などを実施いたしております。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) その今いろいろやっている中で、その課題について、何かお考えがあるのかどうかお伺いいたします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 様々な事業を実施しておりますが、ご利用いただくための発進といいますか、それらが分かる方と分からない方が当然いらっしゃるのかなと思っております。いろいろお困りの方もいらっしゃると思いますので、それらの、こういう子育ての支援事業がありますよということで、さらに周知を強化してまいりたいと考えてございます。
○議長(
三瓶裕司君) 市長。
◎市長(
高松義行君) 一番の問題は、いろいろなサービスがあるんですけれども、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、その連携がしっかりとできているかどうかというふうなことなんだと思います。 これは現場の人たちに考えていただかなくてはいけないことなんですが、そういう形のサービスに携わっていただいている方々の会を何かつくって情報交換をしていきながら、じゃ、本市で赤ちゃんを産み育てる方々のために、トータルで何をしていくべきかというふうなこと、これは行政も民間も併せた中で、そういう話をしていくということが大切なんだろうというふうに思っております。 問題といえば、そういう形のいろんなところからまず集約をしていく。発信力が足りないというのは、それは民間でやったり行政でやったりするのは、それはいろいろあります。でも、そこの中で皆さんが悩みを、運営に対する悩みだとか、それから利用されている方々の要望だとか、そういうのをやはり一つにまとめる必要があるかなというふうに思っております。そこについては、現場の職員の人たちが周りを見ながら気づいていくことだというふうに思いますけれども、1つ、問題点はそういうところがあるかなと。一本化になっていないというふうなところがあると思います。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) 本市は人口3万人、幸福度県内1位であります。スケールメリットが利いて、非常によいサービスができて、子育てするなら本宮市と言われるくらい、若い世代を取り込めるのではないかと思っております。 これから、今、現金ということでお話ございましたけれども、ずっと続くわけですから、若い人のニーズを調査しながら、そして地域のサポート、地域のいろんなサービス提供できるところを使うという、そういうふうに若い人たちを導いていくような、そういう施策を進めていただきたいと思います。 活力あるって、私が思うには、いつも思うんですけれども、朝、集団登校を見守っていて、子どもたちが集団登校でぞろぞろ肩を並べて、ランドセルを背負っていくというのがすごく活力あるというふうに思うんですね。やはりこの活力ある本宮市をつくるために、一緒に私たちも頑張っていきますので、職員の皆様もどうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、市民の命を守る施策の充実についてでございます。 高齢者肺炎球菌ワクチンの回数制限なく助成はということで、肺炎は、呼吸器系の鼻や喉から肺へ常に外気の出し入れを行っているため、空気中に存在している病原体が体内に入ってきて増殖するため、炎症を起こすわけでございますが、通常は免疫力で侵入を防いでおります。しかし、体力のない、また抵抗力の弱い高齢者の方々は重篤化してしまい、さらに敗血症や髄膜炎などを引き起こす懸念もございます。 肺炎は、我が国の死亡原因の第4位となっております。また、日常的に生じる成人の肺炎のうち、4分の1から3分の1は肺炎球菌が原因と考えられております。高齢者の肺炎予防が大変重要となり、本市におきましては平成23年から市単独事業として後期高齢者お祝いワクチンとして接種を開始いたしました。その後、65歳以上の5歳刻みの方を対象に、平成26年10月から肺炎球菌ワクチンの国の定期接種制度が始まりました。 肺炎で亡くなられた方の実に95%が65歳以上の高齢者と報道されております。特に高齢者の方は、肺炎にかかりますと、呼吸が苦しくなり、体力が奪われ、寝たきりになる事例や認知症発症のきっかけになるなど、一般的な風邪よりも症状が重く、重症化した場合は死に至ることもありますが、そこで、本市としては公費助成をしていた経緯がありますが、これまでの取組についてお伺いいたします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 今ほどご質問ありましたように、平成23年度から市の単独事業としてワクチンの接種を開始いたしております。平成26年から、定期接種として自己負担なしという形で進めております。対象は65歳の方でございます。その後、現在まで、令和5年度まで、現在のところでありますが、経過措置として、5歳刻みで対象の方を、接種できなかった方を5歳刻みで接種をするというような取組を現在も続けているところでございます。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) コロナワクチン接種が大変な中であると思われますが、肺炎球菌ワクチンの接種率についてお伺いいたします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 令和3年度の状況でございますが、経過措置によりまして、今、平成28年度の対象者の方も含まれておりますが、平成28年度の際に未接種の方であったり摂取勧奨をした方、さらに新たに65歳になられた方、合わせまして71%というような状況でございます。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) 71%というのは、65歳以上の71%の方が肺炎球菌ワクチンを接種しているということでよろしいですか。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 経過措置を含めて対象の方、65歳で対象になりますので、その際にやらなかった方、65歳以上ということではなくて、65歳でやった方と、その後、経過措置、5年ごとにありますけれども、勧奨等によりましてやられた方ということで、対象だった方が71%ということでございます。 〔発言する人あり〕
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 全ての65歳以上の方ではないと思われますが、再度お調べしてお話ししたいと思います。すみません。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) 節目の対象となられた方がコロナワクチン接種のため機会を逃すことがあるのではないかと考えられますが、その辺のところをどのように捉えているのかお伺いいたします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 対象者の方につきましては、毎年年度当初ですが、個人通知を発送させていただいております。接種の勧奨でございます。また、接種忘れのないように、年度の後半になりますが、広報等で周知を図りながら、接種忘れのないようなことを啓発させていただいております。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) ということは、対象者は65歳になった段階で個人通知が来る、その後、後半で広報等でお知らせをする。そのときにやらないと、もうやらなくなってしまうし、この対象者にはならないというわけですよね。定期接種は、生涯で1回のみです。一度でも接種を受けた人は助成の対象外となります。また、対象年齢時の接種を逃すと、次回の接種機会まで待たなければなりません。 これは、今、部長がおっしゃったように5歳刻みで経過措置をされているということだと思うんですけれども、定期接種を受けられなかった人の受け皿として、一度も接種していない65歳以上を対象に、任意接種の自己負担を助成すべきと考えますが、ご所見をお伺いいたします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 今ほどご質問ありましたように、65歳の方の定期接種として実施いたしております。また、経過措置として5歳刻みになりますが、勧奨をさせていただいております。 こちらの接種につきましては、65歳、さらに現在の経過措置で5歳刻みということで定期接種として扱っておりますので、任意接種についての助成については考えていないということでございます。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) 高齢者肺炎球菌ワクチンを65歳以上、5歳刻みの節目の方を対象に定期予防接種しておりますけれども、5年たつと効果が弱まると言われております。今は平均寿命は延び、5年置きと考えると、2度目、3度目と接種しなければなりません。回数の制限なく市単独で、市独自で予防接種費用の助成を実施すべきと考えますが、ご所見をお伺いいたします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 再接種につきましては、定期接種の対象には含まれていないということでございまして、あくまで任意接種となります。予防接種法上、こちらの接種についても個人予防というような取扱いになっておりますので、費用の助成につきましては考えておりませんが、他の自治体等の動向についても注視をしてまいりたいと考えております。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) 2点目、帯状疱疹ワクチンの接種費用の助成はでございます。 以前も質問をさせていただきました。この頃頻繁に、テレビのコマーシャルで帯状疱疹ワクチンの接種を呼びかけています。国では定期接種の検討をすると言っておりますが、なかなか定期接種の対象にはならないようです。しかし、高齢化に伴い、罹患する方が増えているのだと思われます。 帯状疱疹とは、子どもの頃に感染する水ぼうそうのウイルスが原因で、感染後も感覚神経に潜伏し、大人になって加齢や疲労、ストレスや基礎疾患等によって体の免疫力が低下することで、潜伏していたウイルスが再活性化し、発症する病気です。小児水痘ワクチンの定期接種化などの影響により帯状疱疹発症が増加しつつあるそうで、このウイルスは50歳以上の日本人のほぼ100%の方が潜在的に保有していると言われております。約20年前から宮崎県で行われている疫学調査によると、帯状疱疹は働き盛りの50歳を過ぎた頃から発症が急増し、80歳までに3人に1人が発症すると報告されています。 一般に帯状疱疹は、ちくちく、ぴりぴりとした痛みが皮膚に生じ、数日後に水ぶくれを伴い、赤い発疹が帯状に現れ、その痛みは徐々に強くなっていき、眠れないほど激しい痛みに襲われるという疾患のイメージですが、その合併症も問題視されております。約20年前から、様々な合併症の中でも、特にウイルスが神経を大きく傷つけてしまうと皮膚の症状が治った後も痛みが続くことがあり、3か月以上続く痛みは帯状疱疹神経痛と呼ばれ、帯状疱疹を発症した人の約20%にそのような後遺症が残ると言われています。その痛みは電気が走るような痛み、焼けるような痛みと表現され、日常生活に深刻な影響を及ぼすとされています。 また、新型コロナウイルス感染者で帯状疱疹の発症率は、非感染者よりも15%高く、新型コロナウイルス感染の重症化による入院患者における帯状疱疹の発症率は、非感染者よりも21%も高くなることが報告されております。50歳から60歳の女性の方が男性より多いと言われており、ワクチン接種を行い、免疫力を強化することで帯状疱疹の発症を予防することができます。 発症を予防するワクチンは2種類あり、1つは有効期限は5年間、1回7,000円から1万円程度の皮膚接種の生水痘ワクチンです。効き目が50%から60%。もう一つは、有効期限が約10年間とされており、2回打ちますが、効き目が90%、金額で約4万円から5万円と高額な筋肉内接種の不活化シングリックスワクチンというものであります。 日本の疫学調査にのっとって、各年齢層の住民集団が、その後の一生において発症する患者数を推計すると、本宮市における人口50歳以上が1万4,207人、帯状疱疹罹患推計では帯状疱疹の患者数が3,371人、帯状疱疹神経痛737人となっております。人生100年時代であります。将来のことを考えると、50歳以上の希望者に予防接種の費用の一部を助成すべきと考えますが、ご所見をお伺いいたします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 帯状疱疹ワクチンの接種費用の助成についてでございますが、こちらの接種につきましては、現在、任意接種というような取扱いになっておりまして、議員ご質問のとおり自己負担が生じるような取扱いになっております。 国の動向等も見てまいりたいと考えておりますが、現在のところ、これらに対しての助成については考えていないということでございます。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) 接種費用が高額となることが課題とされており、そのため、その普及と啓発を目的として、既に独自の公費助成制度を取り入れている自治体が、10月20日現在、全国で約47の自治体が様々な形で公費制度を助成しております。 新型コロナウイルス感染症は、ご自身や周囲の方々の基本的な感染予防対策により収束が望まれますが、帯状疱疹は潜在化しているウイルスと自身の免疫力のバランスが崩れることで誰もが発症するリスクを持っている疾患です。様々なストレスの下で生活を強いられる状況だからこそ、帯状疱疹予防ワクチンの普及啓発が重要と考えます。 定期接種になるまで、本宮市独自の疾患周知の徹底及び接種費用に関する助成制度について、いま一度ご所見をお伺いいたします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) ただいまの答弁の繰り返しになりますが、現在のところ、助成については考えていないということで、ご理解いただきたいと思います。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) このワクチン接種については、特に医師会を通じてワクチン接種ができるのだということと、まず、帯状疱疹について紹介していただきながら、特に助成についても研究していただきたいと思います。 3番目、男性……
○議長(
三瓶裕司君) 川名順子君、その前に、さっきの(1)番の質問で、接種率について答弁を保留していましたので、
保健福祉部長よりできますか。
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 先ほどは大変失礼いたしました。 先ほどの接種率でありますが、65歳以上かというおただしでございましたが、65歳以上の方で71%という接種率になってございます。大変失礼いたしました。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) 71%は変わらないんだなと思うんですけれども、これは65歳以上で、この接種のはがきを出して、その年度内に接種勧奨をした人で接種した人、要するに、やらなかった人が29%って少ないなと思うんですけれども、そんなに皆さん、肺炎球菌ワクチンをきちんと受けられているのかどうか、お伺いします。
○議長(
三瓶裕司君)
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(佐藤一彦君) 経過措置による5年ローリングの1年目というスタートしたときですけれども、そこでやった方、それで、ご都合によりやらなかった方が5年後に勧奨の通知をさせていただいております。 先ほど、令和3年度ということでお話をさせていただきましたが、5年刻みでやらなかった方が、65歳でやらなくて、例えば70歳でもやらなかった方が75歳と、5年に一回チャンスといいますか、接種の機会がございます。それらの当初、一番最初に65歳で設定した方から、やらなかった方が5年に1回ずつ勧奨することによりまして接種をしていただいております。さらに、令和3年度につきましては新たに65歳になられた方、それらの方を合わせて71%というような状況でございます。 〔発言する人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 部長、これは答弁は変わるんですか。 〔「変わる」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 変わるんですか。 じゃ、こちらももう一回保留、この接種率についての質問は、ちょっともう一回保留にさせてもらいます。今ちょっと調べに行っていますので。 川名議員、3番に移ってください。 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) それでは、3点目、男性トイレにサニタリーボックスの設置についてでございます。 (1)公共施設の設置状況はでございますけれども、公共トイレの環境改善活動を行う一般社団法人日本トイレ協会は、2月、
インターネット上で男性トイレのサニタリーボックス設置に関するアンケートを実施しています。回答した男性336人のうち40人が、尿漏れパットやおむつなどを使用しており、そのうち約7割がトイレにサニタリーボックスがなくて困った経験があると答えております。同協会は、パットなどの必要な男性は少数派かもしれないが、多様性を尊重する社会の実現に向けて、男性トイレのサニタリーボックス設置を考えてほしいと訴えております。 そこで、男性用個室トイレへのサニタリーボックス設置についてお伺いいたします。市の施設の男性用個室トイレへのサニタリーボックスの設置状況はどのようになっているのかお伺いいたします。
○議長(
三瓶裕司君) 財務部長。
◎財務部長(松野義則君) お答えいたします。 サニタリーボックスにつきましては、現在、えぽか及び屋内遊び場のトイレに設置をしております。それ以外の公共施設につきましては、これは必需品でございますので、現在設置を進めているところでございます。 公共施設におきましては、ご利用の皆様に常に安全・安心・快適にご利用いただきたいと考えておりますので、できるだけ早い段階で、全ての公共施設のトイレに設置を完了できるよう進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君。
◆13番(川名順子君) 今、答弁の中で、全てのトイレに設置していくということで、ありがとうございます。 それでは、女性用トイレにサニタリーボックスを設置している趣旨と変わることがありませんけれども、この設置した場合、ごみを入れたりとか、そんなことがないように、ごみ箱ではない、女性は慣れていますけれども、男性は不慣れだと思うんですね。それで、これはある道の駅で、男性トイレにパットを流しちゃって詰まらせちゃってという話がありますので、もしかしたらそういう方もおられるかもしれない。それで、それを設置したら、これはごみ箱ではありませんよということで、このサニタリーボックスであることが分かるような注意書きを貼るということも、工夫も大切かと思いますので、その辺のところもよろしくお願いして、皆さんが安心して外出できる環境整備を整えていただきたいと思いまして、私の
一般質問を終わります。
○議長(
三瓶裕司君) 13番、川名順子君の
一般質問を終わることにいたします。 以上をもちまして、本日の
一般質問を終わることにいたします。 お諮りいたします。 本日の
一般質問はこれをもって終了とし、日程第7日、12月7日は通告11番の
一般質問から行いたいと思いますが、異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う人あり〕
○議長(
三瓶裕司君) 異議ありませんので、日程第7日は、通告11番の
一般質問から行うことにいたします。
-----------------------------------
△散会の宣告
○議長(
三瓶裕司君) 以上をもちまして、本日の議事日程を終了いたします。 これをもって散会といたします。 ご苦労さまでした。
△散会 午後2時40分...